このブログでは何度か「ふりかえり」の重要性とやり方について紹介してきた。 ふりかえりメソッド「KPT」の基本とはじめ方 ふりかえりは、チーム活動の改善や個人の成長を促すことに大変に役に立つ手法だが、それだけでなく人間としての成熟にも寄与するものではないかと長年やってきて感じるようになった。 本稿では、アジャイル開発で使われるレトロスペクティブと、人材育成で使われるリフレクションの二つのふりかえりを比較しつつ、ふりかえりの本質的な価値について考察してみたい。 改善のためのレトロスペクティブと、学びのためのリフレクション 最近、人材育成の場面でも「ふりかえり」が注目されているらしい。そこでは、ふりかえりのことを「リフレクション」とも呼ぶ。リフレクションでは、得られた経験をもとに学びに転換することを目的としている。 一方、私たちが以前からやっているKPTを使った「ふりかえり」は、アジャイル開発で
![レトロスペクティブとリフレクション、ふたつの「ふりかえり」で考える意義 | Social Change!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3a18b25827dcd75be1657d2ad196145884b968fe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fkuranuki.sonicgarden.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F01%2Fseptian-simon-OWSC2LRuO8U-unsplash.jpg)