シリーズ 混迷続くイスラム イスラム国はなぜ台頭したのか 2015年1月5日 月曜深夜[火曜午前 0時00分~0時50分] 外国人ジャーナリストを殺害し、その映像をインターネットで公開するなど、残虐行為を重ねながらイラクやシリアで勢力を拡大するイスラム過激派組織「イスラム国」。なぜわずか数年で急成長することができたのか、その成り立ちに迫る。 2011年、アメリカ軍がイラクから撤退すると、シーア派のマリキ首相は少数派のスンニ派を政権への脅威とみなして排除するように。何千人ものスンニ派が破壊活動の容疑で捕らえられ、虐待され、あるいは路上で殺される。 宗派対立が激化する中、「イスラム国」の前身でアルカイダの流れをくむスンニ派武装組織「イラクのアルカイダ」が、国内外のスンニ派富裕層から資金を得て勢力を拡大。隣国のシリアでアサド政権と反政府勢力との内戦が始まると、混乱に乗じてシリアで組織を急成長させ
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