□自民党政務調査会観光特別委員会カジノ・エンターテインメント検討小委員会委員長(衆議院議員)岩屋毅氏 ■競争激化に危機感、与野党で検討進む −−岩屋さんが委員長を務める自民党の専門委員会がカジノ解禁を目指す基本方針をまとめたのは2年前。その後、動きが停滞しているように見えます 「超党派の推進派議員連盟や自民党の委員会の検討が一通り終わり、現在は推進母体作りの段階に入っています。早期に超党派の組織を作ろうと各党と話し合いが進み、(カジノを誘致しようとする)自治体側の勉強会も盛んです。目立った動きこそありませんが、実現に向けた機運が後退したわけではありません。むしろ、シンガポールで巨大カジノがオープンすることもあり、『日本はいつまでもたもたしているのか』という危機感が出てきています」 −−各党の検討状況は 「民主党はこれまでの議員連盟による対応だけでなく、近く政策部門に正式