米航空宇宙局が公開した、重力の影響で絡まりあう2つのブラックホールの想像図(2013年12月4日提供、資料写真)。(c)AFP/NASA 【6月2日 AFP】国際物理学者チームは1日、合体する2つの巨大ブラックホールによって生じた、重力波(質量を持った物体が運動した際に光速で伝わる時空のゆがみ)を検出したと発表した。今回の重力波は、これまで検知された中で最も遠方で放射されたものだという。 今回の重力波を発生させた銀河の衝突は、約30億光年先で起きた。この現象の直接観測は、科学界で3例目となる。 米国物理学会(American Physical Society)の学会誌「Physical Review Letters」に発表された研究論文によると、この謎めいた波動が初めて検出されてから2年たってからなされた今回の発見は、物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)が
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