これまで二度サッカー日本代表の監督を務め、ワールドカップ出場へ導くなど、日本サッカー界を牽引してきた岡田武史。 その後アジア全域で活躍していた彼が、2014年11月に四国地域リーグ「FC今治」のオーナーへの就任を突然発表し、大きなニュースになった。 なぜ、そのような決断をしたのか? いま何を考え、何を見据え、何をしようとしているのか。 これがサッカー人生最後で最大のチャレンジだと語るその想いを、丁寧に語り明かしたロングインタビュー。 今治から、世界で勝つための 日本サッカーの『型』をつくりだす ー今治は慣れましたか? 「もう慣れてるよ。ただ運転の道は相変わらず変なとこに行って間違えてっていうのをやってるけど、街自体はもう何年も来てるからね。でもようやく全体像の位置感覚がわかってきた。まだナビがないとあちこちは行けないけど、練習場ぐらいは来れるようになった」 ー今治に来られるのは、これで何回