平沼赳夫・元経済産業相(無所属)は22日、都内のホテルで記者会見し、元衆院議員や地方議員らでつくる保守系無所属の「平沼グループ」の結成を正式に発表した。 衆院選には平沼氏や城内実・元衆院議員(静岡7区)ら計15人が立候補を予定しており、さらに賛同者を募る方針だ。 平沼氏は「既存政党は国民の不信をかっている。歴史や伝統、文化を守る保守政治を目指す」と抱負を語った。そのうえで、「自民党や民主党の同じ考えの人を糾合して、新しい第3極を作りたい」と述べた。衆院選は各人が無所属で戦い、衆院選後に新党結成を目指す方針だ。 また、自民党の鳩山邦夫・前総務相や無所属の渡辺喜美・元行政改革相らとの連携について、「選挙後の選択肢の一つだ」と指摘。自民党や民主党との連立政権の可能性についても、「将来的に考えられないわけではない」と含みを持たせた。 平沼グループのメンバーと立候補する選挙区は次の通り(敬称略) 青