捜索時に書類破棄=逮捕の男、外出時は変装-大阪府警 1971年の渋谷暴動事件で指名手配された過激派「中核派」の活動家大坂正明容疑者(67)とみられる男が大阪府警に逮捕された事件で、府警が潜伏先マンションを捜索した際に男が室内にあった書類を破棄していたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。府警は男が組織的な支援を受けて生活していたとみて、押収したパソコンなどを解析し、潜伏生活の実態解明を進める。 捜査関係者によると、府警は18日朝、非公然アジトとみられる広島市安佐南区のマンションを捜索。男は水を張った浴槽に水溶性の書類を投棄して処分しようとし、その際警察官に体当たりして、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。 男はこの部屋で潜伏生活をしていたとみられ、外出はほとんどしていなかった。まれに外出する際も眼鏡や帽子、マスクで変装した上で、周辺を短時間散歩しただけで戻っていたという。男と一緒