CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
はじめに Googleが提供するモバイルプラットフォーム「Android」(アンドロイド)でこれから開発を始めるにあたり、必要な知識や技術をテーマ別に紹介して行きます。 本連載の記事は、主に筆者が勉強会やセミナー等で講演した内容に基づいて構成されています。また、各記事は基本的に独立しています。 対象読者 これからAndroidを学ぶ人 既にAndroidを学んでいるが、さらに知識を深めたい人 著者の勉強会・セミナーに参加された人 Android開発に必要な環境 Androidアプリケーションの開発環境として下記が必要です。 Android 1.5 SDK Release 3 Eclipse IDE、またはその他のIDE環境(後述) また、SDKがサポートしているOSは下記の通りです。 Windows XP(32-bit)、Windows Vista(32-bit/64-bit) Mac O
はじめに 今やWebのフレームワークと言えば、そのほとんどが「RoRタイプ」です。RoR(Ruby on Rails)がWebの開発に与えた影響は非常に大きく、その後生まれたフレームワークの多くがその影響を受けています。 しかし、Javaの世界に関しては、RoRはなぜか素通りしてしまいました。既にStrutsというデファクトスタンダードがあったために新しいMVCフレームワークが割り込む余地があまりなかったのか、あるいはLL(ライトウェイト)言語でないとRoRなスタイルは作りにくかったのか。ともあれ、その後、長い間、Javaでは「いわゆるRoRタイプ」と言えるフレームワークは登場しませんでした。 その流れを変えたのは、Groovyです。Groovyの登場により、JavaでもLL言語のような小回りの聞くコーディングが可能となりました。そのおかげで、ようやくJavaの世界にも遅まきながら新しい世
はじめに 前回は、「Amazon S3」を利用するための準備から、詳細な使い方までを紹介しました。 今回は、いよいよ仮想マシンのホスティングサービスである「Amazon EC2」の利用方法について詳しく紹介していこうと思います。 これまでの記事 第1回 「AWSの概要と登録手順 ~Amazon EC2/S3環境構築のすべて~」 第2回 「Amazon S3を使いこなしてみよう ~Amazon EC2/S3環境構築のすべて~」 Amazon EC2を利用するための準備 前回の記事にて、「Amazon S3」および「Amazon EC2」の利用登録について紹介しました。利用登録が済んでいれば、すぐにでも「Amazon EC2」を使うことが可能です。まだ利用登録をしていない方は、前回の記事を参考に利用登録を行ってください。 「Amazon EC2」は、第1回目の記事でも内容や料金体系を紹介しまし
はじめに~クラウド・コンピューティングとは?~ 近頃、“クラウドコンピューティング”と呼ばれる、インターネット(クラウド)の向こう側でアプリケーションサービスや、サーバなどのハードウェアリソースを提供するサービスが急増しています。 ユーザーはインターネットにさえ接続できれば各種サービスを利用でき、そのサービスがどこで動いているかなど、サービスインフラを意識する必要がありません(図1)。そして、それらのサービスは無料、もしくは利用した分だけ課金される形態となっており、利用にあたり多くの初期投資を必要としません。 このクラウドコンピューティング・サービスを牽引する企業の1つが、米国のAmazon.com Inc.です。Amazonはクラウドコンピューティング・サービスを「Amazon Web Services(AWS)」という名称で展開しています。 本連載では、この「Amazon Web Se
はじめに 本稿では、開発から運用まで一貫して利用できるロギングライブラリの「log4net」を紹介します。 読者の皆さんは、アプリケーションの挙動を確かめるために、メッセージボックスを表示(MessageBox.Show)させたり、デバッグウィンドウにメッセージを出力(Console.WriteLine)していませんでしょうか。これらの方法は手軽な反面、リリース前にMessageBox.Showをコメントアウトしなければいけない、Console.WriteLineの出力メッセージを実行形式のモジュールから見ることができないなど、本番運用には適しているとはいえません。しかし、log4netを使用すると簡単に効果的なログ出力が可能になります。 対象読者 .NETにて開発を行っている方を対象としています。 必要な環境 サンプルはVisual Studio .NET 2003で作成され、.NET
はじめに ドキュメントは日々増えて続けています。ドキュメントの数が多くなるほど、目的の情報は見つけにくくなるため、それらのドキュメントを効率よく管理する方法が必要です。その解決策の一つとして、複数のドキュメント(ファイル)をまたいで検索することができる「全文検索サーバー」の導入が挙げられます。 Fessは簡単に導入できる、Javaベースのオープンソース全文検索サーバーです。Fessの検索エンジン部分にはApache Solrを利用しています。Solrは、2億ドキュメントもインデックス可能と言われる非常に高機能な検索エンジンです。一方で、Apache Solrで検索システムを構築しようとする場合、クローラ部分などを自分で実装する必要性があります。Fessではクローラ部分にSeasar Projectから提供されるS2Robotを利用して、ウェブやファイルシステム上の様々な種類のドキュメントを
いまや業務システムではネットワーク環境が当たり前になっており、開発者であってもネットワークプロトコルの知識を知らないでは済まされません。しかし、巷に出版されている専門書は、ネットワーク管理本やプロトコルを図解したもの、または非常に高度な前提知識を求められるものがほとんどです。そこで本連載では、プログラマが実際に手を動かして身に付けられるような形で、TCP/IPについて学んでいきます。 はじめに エンドユーザーの要求は複雑化の一途を辿り、それに伴って開発者にも多くの知識が求められるようになりました。その一例がネットワークプロトコルの知識です。 昔はネットワーク管理者が知っていればよい知識でしたが、いまや業務システムではネットワーク環境が当たり前なので、知らないでは済まされません。それに加え、業務システムには様々な問題がつきものです。ですからトラブルが起こった時、障害がどこで発生しているのか素
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