女性(113)が住民登録していたアパート=2日午後7時25分、東京都杉並区、水野義則撮影 東京都杉並区は2日、戸籍上は都内最高齢の113歳の古谷ふささんが、区内の住民登録地に住んでいないことがわかったと発表した。この住所地にいる古谷さんの長女(79)は「母親と20年以上会っていない。今、どこにいるか分からない」と話しており、区と警視庁が所在の確認を急いでいる。 都内では7月、足立区でも戸籍の上では111歳の男性が30年前に死亡していることが確認されたばかり。 区の説明では、古谷さんは1897(明治30)年7月20日生まれ。昨年9月時点で男女を通じて都内で最高齢になったとされる。1986年に区内の別の場所に住民登録し、98年10月に今のアパートに変更されていたという。 区は、足立区で男性では都内最高齢の男性が遺体で発見されたことを受け、7月30日に職員を古谷さん宅に派遣。住民登録上は