幸福の科学を母体とする宗教政党「幸福実現党」が、11月11日に告示される沖縄県知事選に独自候補を擁立すると発表しました。ところがこれに、同党唯一の国会議員である大江康弘参議院議員(国会対策委員長)が猛反発。今年5月に入党してから半年。早くも大江議員と同党との間に亀裂が生じています。 11月11日に告示される沖縄県知事選(投開票は28日)では、自民・公明の支援を受ける現職の仲井真弘多知事と、社民・共産などが推薦する伊波洋一・宜野湾市長が立候補を表明。新聞報によっては「一騎打ちの構図」とも報じていますが、幸福実現党も、10月5日に独自候補・金城タツロー(きんじょう・たつろー)氏の擁立を発表しています。同党は09年に仙台市長選と都議選の2つの地方選挙を経験していますが(それぞれ落選、当選ゼロ)、知事選は今回が初挑戦です。 【幸福実現党 2010年10月05日】沖縄県知事選に候補者擁立 幸福実現党