記事一覧 高速増殖炉技術、フランスへ 原子力研究者を受け入れ (2011年5月13日午前7時27分) 竹田敏一所長(左)から研究所の説明を受ける3人。右からピエールさん、ギョームさん、リーさん=12日、福井市の福井大附属国際原子力工学研究所 福井大附属国際原子力工学研究所は12日、フランス人研究者3人を受け入れた。3人は5〜9カ月間、同研究所や高速増殖炉(FBR)「もんじゅ」でFBRの研究に励み、研究成果を博士前期課程論文にまとめる。同研究所が研究者を受け入れるのは2009年4月の開所以来2例目。 ピエール・タマニョさん(23)、ギョーム・トリュチェさん(23)、リー・シモンさん(22)の男性3人で、仏原子力庁の教育機関である原子力科学技術高等学院(INSTN)の学生。同学院は日本の大学院に当たり、博士前期課程と後期課程に約千人、博士後期課程を修了した約300人が在籍している。 昨年1