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ブックマーク / www.ebook2forum.com (10)

  • 成長軌道に乗った米国の自主出版とSmashwords – EBook2.0 Magazine

    米国の自主出版サービス、スマッシュワーズ(Smashwords)の創業者で著名なブロガーでもあるマーク・コーカー氏は1月4日、同社の2011年の業績を明らかにした。前年比3倍以上となる222%増の9万2,000点を刊行、支援する著者と出版社も183%増の3万4,000に増加した。「出版に門番は必要ない」というコンセプトで2008年に創業してから4年で、このフリー・プラットフォームは大規模なビジネスに成長する入口に立ったといえる。 自主出版支援サービスには、ファイル共有型サービスから出版社のセカンドレーベルまで、様々なタイプがあるが、スマッシュワーズのビジネスモデルは、フルサービスを提供しながら、(1)著作者からは販売時の成功報酬(定価の10%)を得る、(2)Smashwords.comで販売したものは実額の15%を得る、(3)それだけ、というもので、最も著作者寄りであるとことが利用者に評価

    ArtSalt
    ArtSalt 2012/01/05
  • 危機に立つ米国の図書館とE-Book – EBook2.0 Magazine

  • iPadが創造した世界とビジネス

    アップルのアプリ審査指針が、アマゾンのようなE-Bookストアをも射程に入れているとすると、時々問題になる検閲どころではなく、形成途上のE-Bookのエコシステムに重大な影響を与える。iPhoneiPadを中心とするiOSデバイスを利用するコンテンツ/サービス・ビジネスにとっての唯一の決済プラットフォームであることを宣言したことになるからだ。頭をアツくする前に、考えてみていただきたい。iPadとは何か? 2. アップルのメディアビジネス戦略は新段階に入った iPadはE-Book読者やアプリ開発者から歓迎され、すでにコンテンツビジネスにおいて不可欠に近い存在となっている。またiPadをビジネスのプラットフォームとすることを計画している企業も多い。そしてiOSアプリのかなりの部分は、Web上の自社サイトに引きこむための入口として使われている。IAPが強制されれば、iPadを使った多くのビジ

  • Kindleが、Nook…が、iPhone/iPadから消える?

    You are here: Home / と出版ビジネス / Book Industries / Kindleが、Nook…が、iPhone/iPadから消える? iPadが、ただのガジェットでもコンピュータでもなく、サイバースペース上のApp Storeのためのメディア・デバイスであることは、意外と見落とされていた。人々に意識されないまま、短期間でE-Bookビジネスの主要なデバイスになったのだが、アップルは7月以降、その決済プラットフォーム(IAP)を介さないアプリを追放する方針を表明した。適用の方法と範囲によっては、サードパーティのオンラインブックストアはiOSデバイスから消え、日でのコンテンツビジネスにも大きな波乱を呼ぶことになる。その可能性を含めて、3回に分けで考えてみたい。(1/3回) はじめに アップルがiOSアプリ開発者に出した1通のメールが、躍進を続けるE-Bookビ

  • 米国市場“四半期マイナス”の読み方

    米国のE-Book市場が2Qで初の“四半期マイナス”を記録した。半期で前年の売上をクリアしているという一面を見れば、なお急成長ではあるが、四半期での成長を止めたことは異変とみられる。iPadの登場とE-Book価格引上げという変化をどのように読むかが、初のマイナスを解く鍵となるだろう。アマゾンなどの低価格戦略は市場の微妙な変化を反映している。(近日刊行予定のEB Magazineテスト版用予稿。) 急成長の終わりか、それとも“踊り場”か 全米出版社協会 (AAP)が19日に発表した6月のE-Book出荷統計(卸値ベース)は、118.9%増の2,980万ドルと(前年比2倍を既定値とするなら)まずまずの数字だったが、2010年第2四半期(4~6月)の数字は8,870万ドルと、前期の9,100万ドルを若干下回った。たいしたこととも思えないかもしれないが、初の“前期比マイナス”の意味することを穏や

    ArtSalt
    ArtSalt 2010/09/05
    [電子書籍[アメリカ][統計]QT 米国のE-Book市場が2Qで初の“四半期マイナス”を記録した
  • EB2ノート(14):「抵抗勢力」とは何か?

    遅くなったが、8月10日に開催した第5回研究講座「「“電子書籍元年”の中間総括-印刷業界の視点」のまとめと感想を。ものづくりとしての出版の実務に足を置きながら広く活字=出版文化をみておられる中西秀彦氏をゲストに迎えたことで、現時点での「電子書籍」と新しいメディアとして創造されるべきE-Book (2)との違い、移行の方向性が見えてきたように思う。それに中西氏の「抵抗勢力」論の真意も。 出版は<生産・流通・販売>の三位一体で存在するが、そのなかの生産も<著作・編集・実装>という三位一体で成立していると考えられる。E-Bookは実装(implementation)を電子化するものだが、そこに電子的な実装の対象としての版(edition)が介在しないのなら、それは「出版」ではありえない。また、著作や編集の結果生まれる電子的成果物がそのまま版として通用するなら、実装は自動化され、文字組やページ制作

    ArtSalt
    ArtSalt 2010/08/20
    中西秀彦さんの考えはいまいちよくわからない。単純に電子化に反対しているわけではなさそう
  • ユーザー指向の読書環境を目ざして

    iPadKindleのメガストアに「コンテンツ」を提供することが電子出版はではない。電子データとなったコンテンツを可能な限り個性化・個別化することによって、読者にとっての価値を最大化することこそ、電子化の意味がある。デバイスの価格が、数10冊の印刷ではなく、たかだか数冊の印刷の価格になれば、質的な変化が生まれる。の生産・流通・小売のそれぞれにおいて、アップルでもアマゾンでもない道が拓けてくる。 iPadKindleの虚妄 著者エージェントが「デジタル出版者」となって著者のをアマゾンKindleに独占供給するというニュースは、市場におけるアマゾン (Kindle Books)の相変わらずの強さとともに、欧米の出版界に重苦しい衝撃を与えた。それは、iPadの(少なくともガジェットビジネスとしての)圧倒的成功によって、メディアや投資業界の関心がiPadに傾斜したことで、この巨人の影が

    ArtSalt
    ArtSalt 2010/07/25
    電子書籍端末が100ドルを切り、電子辞書のように「夏目漱石全集」などとセットで販売される可能性
  • 強まる“アマゾン出版”の影

    米国ランダムハウス社は、英語圏を中心とした著名作家のエージェントとなっているアンドリュー・ワイリー氏 (Andrew Wylie)のワイリー・エージェンシーとの今後の関係を断絶すると表明した(07/22)。ワイリー氏が新たに電子出版社Odyssey Editionsを立上げ「直接的な競合関係」に入ったことを理由としている。Odysseyは事実上アマゾンのダミーで、まず20点を2年間Kindleで独占提供する。昨年から顕著になってきた“パワーシフト”は、強力なエージェントの参入で一気に加速することになった。日でもおなじみの作家を並べており、ついに来るべきものが来たということだ。 有名作家作品のE-BookがKindle独占で登場! Odyssey Editionsは事実上アマゾンのためのダミーで、フィリップ・ロス、ジョン・アップダイク、マーティン・エイミスなどを含む20点をKindleで2

    ArtSalt
    ArtSalt 2010/07/24
    米国ランダムハウス社とアンドリュー・ワイリー氏 (Andrew Wylie) のワイリー・エージェンシーの対立
  • 「日の丸電書フォーマット」とEPUB

    三省合同の「官民」懇談会の技術WTで最初の非公開資料が6月2日の「第1次報告(案)(たたき台)」だった。8日の懇談会ではそれをもとに「電子出版日語フォーマット統一規格会議(仮称)」の設置が決まった。年内に実証実験ということは、仕様が固まっていないとできない。この進め方は、少なくともオープンな標準を普及させるプロセスとして適切ではないし、この際問題点を指摘しておきたい。情報が限られているので誤解もあると思うが、関係者にもぜひ電書協以外への「説明責任」を果たしていただきたい。(+6/10追記) はじめに:“E-Bookガラパゴス”を避けるために 三省「懇談会」は「電子書籍データのファイル形式統一」に向けて動き出した。腰の重い大手出版社をその気にさせる環境としては意義がある。しかし、懸念されることもある。懇談会は結局オープンなようでオープンでなかった。とくに技術仕様については、最初から電書協が

  • E-Bookと印刷業 (1):印刷業こそ先頭にいる

    京都の(元)若旦那こと中西秀彦氏との対話シリーズの第1回。デジタル時代になっても、出版で変わらないのは「版」をつくって出すということ。日の印刷会社はこれを技術的に担ってきた実績があるのだから、E-Bookの鍵も、じつは印刷会社が持っているはず。それに印刷にはまだまだ技術革新の余地がある。裸の王様に遠慮することを止めて、対等のパートナー、不可欠のパートナーであることを示すべきでは、と鎌田が述べる。 “裸の王様”のお世話はいい加減やめませんか? 中西様 この場で意見をぶつけあう(かどうかは分かりませんが、対話の)機会をいただけて光栄です。「我、電子書籍への抵抗勢力たらん」という言葉に驚いたわけですが、印刷業におられる方だからこそ、ぜひオープンな議論をしてみたい、と思い立ったのも事実です。出版のほうはあまり気にしていませんが、印刷業界が抵抗勢力となったら、日のE-Bookは10年遅れると思う

    ArtSalt
    ArtSalt 2010/05/13
    電子書籍によって印刷業界が出版社よりも優位に立てる可能性
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