リアルな実像は、バックヤードにある。 俳優などエンターテイナーは、それが色濃くパフォーマンスに反映され、演技などの深部や細部に投影されるのだと聞いたことがある。 プロ野球選手も、似ていると感じる。 開幕して1カ月以上が経過した。今シーズンは「お一人様」が増えた。期待が、高まっている。 広報としての1日の一例を挙げる。週末に多いホームでのデーゲーム。試合開始の5~6時間前に、球場入りする。午後2時開始であれば、午前8時~9時が出勤時間帯になる。午後6時開始のナイターでは、各メディアへの個別の取材対応等もあるため午前10時~11時がそれに該当する。 全体練習開始は、プレーボールの約4時間前になる。午後2時開始の試合では午前10時前後に、投手も野手も全員がグラウンドで体を動かし始める。全体ウオーミングアップを行い、野手はフリー打撃や守備練習、投手はキャッチボールやランニングメニュー、登板日に合わ