わが国の狩猟対象鳥獣は、鳥類29種、獣類20種(うち5種類は外来種)の、計49種である。 今年の3月12日、環境省や有識者が出席して、「狩猟鳥獣のモニタリングのあり方検討会」が持たれた。事務局は、自然環境研究センターである。 その中で配布された資料に、狩猟鳥獣の1923年(大正末期)から現在までの捕獲数(狩猟数+有害捕殺数)の推移グラフがある。それを見て驚いた。例外種と外来種以外は、どれも激減している。 <鳥類29種の場合> 捕獲数が増えているのは、カワウ1種のみで(Aタイプ)、あとはキジに代表されるように、どれも激減している(Bタイプ)。以下、環境省HPから。 (Aタイプ) カワウ (Bタイプ) ゴイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、エゾ ライチョウ、ウズラ、ヤマドリ(コシジロヤマドリを除く。)
4月中旬、春の「土用の丑(うし)」に合わせ、ある大手スーパーの食品売り場に見慣れない商品が登場した。東南アジアに生息する「ビカーラ種」と呼ばれるウナギを原料にしたかば焼き製品だ。資源枯渇が懸念され、高騰しているニホンウナギのピンチヒッターとして、ウナギ市場の縮小に歯止めをかける切り札と期待されている。ビカーラ種は1尾980円! 国産の半額以下ビカーラ種の最大の特徴は1尾980円という価格にあ
2013.01.08 11月30日付で発信しましたインフォメーション「日本橋川に今年も鮭が帰ってきました」について、お詫びと訂正をいたします(該当記事削除済)。 発信後、同記事をご覧になった方から「鮭ではなくウグイではないか」とのご指摘をいただきました。 ご指摘を受け専門家の判断を仰ぐため、すみだ水族館、井の頭自然文化園それぞれの専門施設に添付の写真4枚を送り鑑定をお願いしたところ、二カ所の担当者共に「ウグイの仲間であることに間違いない」との回答をいただきました。 当NPOではWEBインフォメーションの他、会報「善循環通信」においても二回に渡り(215号・238号)、ウグイを鮭と間違えて紹介してきました。 誤った情報を発信しましたことをお詫び申し上げます。 今後、情報発信の精度を高めていきますと共に、日本橋川が更に生態系豊かな河川になるよう努めて参りたいと存じます。 また、荒川の河口で鮭が
東京電力福島第一原発の事故の環境への影響を調べている日本、米国、デンマーク合同の研究チームが、調査結果を発表した。それによると、大量の放射能が放出されて間もない3月から7月の野鳥の繁殖期間に、すでに放射能の深刻な影響が出始めていることが明らかになった。 研究チームには日本から立教、長崎、福島大学、米国からサウスカロライナ大学、他にパリ第11大学などが加わった。 研究チームは放射能汚染の程度のデータをもとに福島県内の300に及ぶ地点で鳥の種類と個体数を調査。 放射線量の最も高い地点は毎時35マイクロシーベルト、最も低い所で毎時0・5マイクロシーベルトだった。それぞれの調査地点の鳥の個体数と種類は研究者らの目視と鳥の鳴き声によって判別されたという。 データは最新の数学的手法と統計学を用いて解析され、線量が異なる地域間で鳥の個体数がどう異なるかを調査。その結果、鳥の個体数は放射線量が高い所ほど少
オオカミに対する偏見を正し、誤解を解くために! オオカミ復活についての疑問に答える最新Q&A オオカミのいない日本の生態系(=国土)は、シカの増えすぎによって荒廃し続け、このままでは私たちに深刻な災害をもたらすことでしょう。シカの過剰採食によって、森林を含む植生が消失し、あちらこちらで裸地化が進み、貴重な土壌が流失し、山地の崩壊すら発生しています。同時に、多くの野生生物が住処や食べ物を奪われて絶滅に追い込まれ、生物多様性が低下しています。深刻な農林業被害や交通事故、人身傷害が発生しています。 シカが増えすぎるのは、その天敵で、生態系の頂点捕食者オオカミを絶滅させてしまったこと、最近になってハンターが激減していること、これら二つに原因があります。シカの生息密度を自然生態系と均衡する適正レベルに維持し、生物多様性、生態系保護、そして農林業被害防除、交通・人身事故防止を達成するためには、オオカミ
口蹄疫感染拡大の影響で、「ベジタリアン」急増中 【ソウル24日聯合ニュース】口蹄疫(こうていえき)感染で殺処分したウシやブタが200万頭を超えるなど家畜伝染病が拡大する中、肉食の代わりに菜食を選ぶ人が増えている。 全国の焼肉屋は客足が落ちている半面、菜食専門店の売上高は急増している。こうした傾向は肉食中心の食文化の改善を見直す動きにまでつながっている。 菜食専門メーカー・ベジフードの1月売上高は、23日現在ですでに前年同月の3倍を上回った。同社関係者は「別に宣伝をしたわけでもないのに、口蹄疫発生後、売上高が爆発的に増えた。口蹄疫の影響で肉食を避ける人が菜食に切り替えた結果のようだ」と分析する。 ソウル市内にある菜食バイキングチェーン店の運営者は「牛海綿状脳症(BSE)や口蹄疫など肉食関連の伝染病が発生すると、確実に売上高が増加する。最近も口蹄疫などの影響で売上高が大きく伸びた。ほかのチェー
日本初開催「APEX LEGENDS ASIA FESTIVAL 2024 WINTER」コミュニティエ...
逃げようと、毎日、穴を掘り続けていた誤捕獲グマ 本当は今日は、ついにこのクマを放獣してやる日だったのです。 愛知県庁の妨害で、昨夜、事態は射殺へと急転。 昨晩一睡もしていない熊森ピケ隊4名は、暗いうちから檻の前に立ち、 7時間以上県行政や愛知県警とにらみ合いを続けていました。 追い詰められていく熊森ピケ隊 1:30行政による退去命令発令 従わなかったところ、30人近くもやってきた行政マンなどに無理やり暴力的に引っ張られ、 もみあいとなりました。ついに、強制排除され、檻から離されました。 その直後、13:43、この小さなクマはライフル銃で射殺されました。 ピケ隊員たちは、その場に泣き崩れました。 周りの山を見てください。自然林の真っ只中にいただけです。 何の落ち度もなかったこのクマを、なんとしても、助けてやりたかった。 早朝、急を知って車を飛ばして現地に駆けつけてく
もっとクマに会いたくて… (ぴかぶうの雇い主) 2010-10-10 21:14:12 クマを調べているうちに、このブログにも日本熊森協会にも行き着きました。確かにこの協会の言説は少し読むだけで「おかしいぞ」と思えてきます。昨年9月の乗鞍岳での事件について書かれた一文はひどかったなー。 もしかすると「環境の時代」に出現した「イデオロギー」なのかな、とも思います。中日新聞の無邪気な記者やデスクは、そういう危うい言説を看破する「嗅覚」をクマに学んだほうがいい。 この団体の在来種と外来種に対する見解からすれば、生物の多様性を訴える「COP10」に参加しているのは、支離滅裂そのものでしょう。しかしすでに参加しちゃったんだから、多様性の理念をしっかり学んでほしいものですね! そして検証を重ねていくうちに熊森協会という団体は「動物愛護」ですらなく、もしかすると「人間中心主義」が露呈してくるのではないか
海に10匹の魚が群れをなしている. その中で際だって体の大きな魚が一匹、それがオスで群れを守っている.後の9匹はメス。子供を産み、育てるのが任務だ。 そんな群れに敵が襲ってくる.襲ってくるのだから、最初から群れの魚と争っても勝ち目のある大きな魚だ。メスは一斉に逃げる。 メスが岩陰に身を潜めるまでの時間を稼ぐためにオスは必死に戦い、やがて命を落とす。 人間の社会でこんな話をすると「男と女は平等だ.役割分担を決めるな!」などと怒られるが、もちろん平等に決まっている.でも役割分担はある。 ・・・・・・・・・ やがて、敵が去ると岩陰に潜んでいたメスたちが出てきて9匹の群れを作る.そしてしばらくすると、メスの内の一番、体の大きなメスが性転換してオスになる。 やがて、子供も生まれて群れはいつのまにか14匹になっていたりする。 「不思議だなあ・・・」とある人が言った。もちろん、私自身も感心したり、不思議
進化論を著したダーウィンは、ガラパゴス諸島の生物相を細かく観察し、考え込み、「種は変わる」という大原理に到達したのである。 ダーウィン以前は、「種は普遍である」とされていたのだから、それは大きな発見だった。 ダーウィンの進化論は正しいかどうかはわからない。もともと人間が考えることが正しいということはないのだが、とりあえず、一つ一つ積み重ねていくのだから仕方がない。 ガラパゴス諸島の生物がダーウィンの研究に役に立ったのは、いろいろな理由があるが、その一つが「外来種も少なく、気候も変動しなかったので、生物が多様化せず、繁栄もしなかった」ということにつきる。 1. 外来種が少なければ生物は衰退し、多様化が失われる、 2. 気候が変動しないと生物は衰退し、多様化は失われる、 というのが「事実」である。 1. 外来種を排斥すると生物が繁栄し、多様化する、 2. 気候が変動すると生物が
外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 先日、武田氏が外来生物のことをしゃべってくれなくて残念な思いをしていたら、なんと今日、ガラパゴスと外来生物について非常に大胆な発言をしてくれました。素晴らしいサービス精神の持ち主ですね(w。 ガラパゴス諸島と外来種排斥運動 以下引用 ガラパゴス諸島の生物がダーウィンの研究に役に立ったのは、いろいろな理由があるが、その一つが「外来種も少なく、気候も変動しなかったので、生物が多様化せず、繁栄もしなかった」ということにつきる。 引用終わり とりあえずダーウィン・フィンチの例を挙げさせてもらいましょうか。このフィンチは一種の祖先からそれぞれの島の環境や食性にあわせて十数種に種分化しています。 このほかにも島ごとに分化したゾウガメやウミイグアナ、ガラパゴスコバネウ、ガラパゴスノスリと
我々情報強者探検隊一行は、九州は鹿児島、魔境「阿久根市」へと向かった。その魔の密林に住むという未知の生物レプティリアンを捕獲するためである。レプティリアン*1の身長は15m、太古に生息した恐竜を思わせる姿を持ちながら、ビルをリモートコントロールで制御解体*2するほど高度な知能を持ち合わせているという。現地では、まさに「ロックフェラーの手先」と恐れられているのだ。 我々一行は、とりあえず川を上流までボートでさかのぼった。ボートから落ちれば、たちまち殺人魚イルミナティー*3の餌食になる。やがて上流にたどり着いた我々はボートから降り、そこから徒歩で阿久根市へ向かうことにした。 何かが密林から我々を監視している、もしや集団ストーカー*4か? そんな不安が隊員たちの頭をよぎる…そのとき!何者かが我々に突如毒矢を放ち、奇声を上げながら我々を制止したのだ。その者は、アメリカ合衆国及び、その背後で糸を引く
臨時ニュースです!!地球温暖化やリサイクルに対し批判的な言説をおこなっている武田邦彦氏がついに外来生物問題について言及しました! 日本と日本人 外来種と多様化 リンク先を見て「これなんて池田清彦?」なんて言いっこなしです。 僕が特に注目しているのはこれ↓ >たとえば、外来種として有名なブラックバスは1920年代に食糧確保を目的として輸入され、当時は日本の淡水魚に勝てなかった。 でも、次第に日本の自然が汚れてきたので、ブラックバスが繁殖するようになったのだ。 素晴らしい!この短いセンテンスにいくつ突っ込みどころがあることか。 是非ともネタにさせていただく。ぶっちゃけ池田清彦よりも食いでがあるよ!
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