仏ナント近郊の動物園で飼育されるイルカ(2020年6月6日撮影、資料写真)。(c)Loic VENANCE / AFP 【11月19日 AFP】フランス議会は18日、イルカを使ったショーや、サーカスでのトラやライオン、クマなどの野生動物の使用を禁止する動物愛護法案を可決した。 同法案は2000年から議論されていたもので、内容は広範に及ぶ。エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領の署名を経て新法として成立すれば、2年後に野生動物のショーが、5年後にイルカのショーが禁止され、7年後には野生動物の所有自体が違法となる。 ミンクの養殖農場は直ちに閉鎖される。また、動物を虐待した場合の最高刑を引き上げ、5年以下の禁錮刑と7万5000ユーロ(約970万円)の罰金とするほか、ペットの販売規制も強化する。 サーカス関係者は法案に反発。一方で一部の環境保護団体は、内容が不十分だと批判し
![仏、イルカなどの動物ショーを禁止 法案可決](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/27e5f655610a37476c0a21399681c8874fdd78d0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F2%2F1000x%2Fimg_82c7e9eab488a384613d4eb2b787885f324107.jpg)