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私は自然科学を専門とする研究をしており、共働きの妻と2人の子供、そして猫1匹と共に、オーストリアに住んでいる。 妻も同じく自然科学系の研究で博士号を取得しているが、ある理由から、研究者としての道には進まずにまったく別の仕事をしている。このことについては追って詳しく述べたいと思う。 まずは、twitterに投稿したら大きな反響があった、妻が体験したある出来事について紹介したい。 「Dr.で間違いないでしょうか」 それは数カ月前に、妻が下の子を連れて仕事で日本に帰ったときのこと。仕事を終えてオーストリアに戻る際、日本の空港のチェックインカウンターで「(チケットに)Dr.と表示されていますが間違いないでしょうか」と質問されたのだ。 なぜ、その航空会社の人はそんな質問をしたのか。 欧州の多くの国でそうであるように、私たち家族が生活するオーストリアでも、性別に関係なく個人のキャリアに対する尊重は大き
8年近く放っておいたブログが、今でも残っていたことに自分でも驚いていますが、久しぶりに記事を書きます。 朝日新聞(大阪本社版)2019年4月18日朝刊に「若手で受賞 でも20超す大学不採用――研究者は追い込まれていった」という記事が掲載されました。一面と、さらに続きが33面にも出る大きな記事です。執筆者は小宮山亮磨記者です。じつはそれ以前にネット版にも掲載されていました(多少違いがあるようですが)。概要は以下で読めます。 https://www.asahi.com/articles/ASM461CLKM45ULBJ01M.html 私の名前が出るところから、何人かの方から私宛にも問い合わせをいただきましたので、私の意見を表明するほうがよいと考えました。小宮山記者には事前に本稿を送り、誠意あるご返事をいただきました。私としては、決してケンカを売るつもりではなく、あくまでも私の意見を述べ、議論
幾つか報道になってた「研究をしてきたんだけどつける職がない」問題。 ブコメを見てると「とんでもない」「これじゃ国が滅びる」「救済すべき」って意見が多い。 自分は、この件に対してまだ確固たる意見を言えるほどの知見を保ってないと感じるので意見の決定を保留している段階なんだけど、みんなはなんで上記のような結論に至ったんだろう? もうちょっと説明すると、「研究をしてきたんだけどつける職がない」問題を「nに打ち込んできたんだがnでは食い扶持を稼ぐことができない」と問題拡張した場合、みんなの意見は変わるのか変わらないのかに興味がある。 変わらないのだとすれば、「研究者には食い扶持を与えるべき」ではなくて、ただ単純に「万民にBI」みたいな話でいいんじゃなかろうか? 人間なんかしらには打ち込んできたんだろうし。 変わるのだとすれば、nの貴賎(この場合数あるnの中でも研究は尊いので食い扶持を与えるべきだとい
日本仏教を研究してきた西村玲(りょう)さんは、2016年2月に亡くなった。 04年に博士(文学)に。05年、月額45万円の奨励金が支給される日本学術振興会の特別研究員に選ばれた。 実家で両親と暮らしながら研究に打ち込み、成果をまとめた初の著書が評価されて、09年度に若手研究者が対象の賞を相次いで受賞。恩師は「ほとんど独壇場と言ってよい成果を続々と挙げていた」と振り返る。 だが、特別研究員の任期は3年間。その後は経済的に苦しい日が続いた。 衣食住は両親が頼り。研究費は非常勤講師やアルバイトでまかなった。研究職に就こうと20以上の大学に応募したが、返事はいつも「貴意に添えず」だった。読まれた形跡のない応募書類が返ってきたこともあった。 安定した職がないまま、両親は老いていく。14年、苦境から抜け出そうと、ネットで知り合った男性との結婚を決めた。だが同居生活はすぐに破綻。自らを責めて心を病んだ。
404 35 35 404 16 962 16 2177 17 1 11 404 404 604 6 6 857 8 4391 16 1 30 404 604 200 100 200 4 404 14 4 404 404 8 1 404 604 4 404 GaN GaN 404 GaN 404 GaN 404 LED 404 P 404 9 404 404 3 GaN LED 404 4 LED LED GaN LED LED 404 LED LED LED LED LED 404 LED 2 LED LED 404 42 42 1,873 16 12 24 27 http://www.nichia.co.jp http://www.nichia.co.jp/domino01/nichia/ne wsnca.nsf/2005/01114 28 1 5 10 11 404 35 3 604
日本の大学の教員に海外の人材がいないという指摘はそのとおりだと思うけど他の分析はどうなの? 日本の科学技術が劣る理由 わが国から発表された論文では筆頭著者の7割(若手研究者が筆頭の場合)から9割(シニア研究者が筆頭の場合)が日本生まれであるのに対して、米国の場合には自国生まれは4割から5割と低い。研究を着想するための知識源としては科学論文が最も重要だが、米国では国内で発表された論文という回答がおよそ8割であるのに対して、わが国では国内論文を重視する割合は1割程度に過ぎない。一方わが国では、国内の知識源として産学連携の相手や所属機関の同僚など、人に関連する項目が重要とされた。 米国が外国生まれの科学者を受け入れ活発に競争させているのに対して、わが国は日本人科学者に偏っている。とりわけ、わが国には外国生まれのシニア研究者はいない。わが国の研究者は国内人脈をそれなりに大切に扱っているが、国内で発
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