(CNN) 解任されたムルシ前大統領の支持派と反対派が対立を続けるエジプトの首都カイロで8日午前、軍が大統領警護隊本部前の群衆に発砲し、保健省によると、40人以上が死亡し、300人以上が負傷した。 群衆はムルシ氏の支持派で、同氏が拘束されていると見られる大統領警護隊本部前に集まっていた。 目撃者によると、軍は群集に向けて機関銃や催涙ガスを発射したという。 一方エジプト軍は、武装したテロ集団が警護隊本部を狙って攻撃してきたと発表。国営中東通信(MENA)によると、これまでに銃や火炎瓶などの武器を所持していた200人が逮捕されたという。