サッカーワールドカップブラジル大会で、メキシコのサポーターに選手に対する差別的な行為があった疑いがあるとして、FIFA=国際サッカー連盟が調査をしています。 FIFAによりますと、13日に行われた1次リーグのメキシコ対カメルーンの試合で、メキシコのサポーターがカメルーンの選手に対して差別的な内容の合唱をした疑いがあるということです。 このため、差別的な行為の禁止について定めた規定に違反した疑いで調査に入ったということです。FIFAは去年5月、選手などによる人種差別的な行為や発言が後を絶たないことから、改めて差別に対して厳しく臨む決議を行いました。 そして、差別的な行為に対しては、「制裁金」や「無観客試合の開催」、「大会からの追放」などの厳罰を設けています。