http://mainichi.jp/feature/news/20130928ddlk11040206000c.html 生まれつき知的障がいのある日高市の福島尚(ひさし)さん(44)が描く鉄道画が 高い評価を受けている。大胆な構図と繊細なタッチで忠実に再現した鉄道画は 見る人を魅了し、数々の美術展で賞を獲得してきた。福島さんは10月に東京都で 開かれる展覧会に向け、作品づくりに力を入れている。【橋本政明】 福島さんが絵を描き始めたのは3歳のとき。川越市内の児童相談所を訪ねた際、 近くで見た電車や踏切を画用紙に描いたのが始まりだった。小・中学時代も鉄道の スケッチに熱中した。父清さん(71)は「家族旅行で東北や北海道に行くと、ローカル線 の電車や線路、駅舎を見て喜んでいました」と振り返る。 線路は続くよ 故郷の便り 西武池袋線 岩見沢駅構内 陸中八木駅