アメリカの最低賃金は7.25ドルであり、これは日本の 最低賃金と同程度である。何も驚くにあたらない。日本では この最低賃金で生活はできない。週休2日、月22日間働い て159,5ドル、つまり12万9000円程度である。 これでは東京やニューヨークでは生活できない。まさにワー キングプアである。これが、世界の覇者アメリカの実態か。 アメリカすらこんな具合でパート労働者はなんとか生きてい るのだから日本の最低賃金7,8百円はやむを得ないのか。 いやいやそうではない。アメリカには最低時間給というもの の他に『年23660ドル』という基準が設けられている。 これはパートの雇用者の勤務時間をひつような基準まで確保 して年23660ドル、つまり年240万円という最低基準 があるのだ。 安部内閣の雇用形態改革(改悪)はこの逆を行くのだ。つ まり労働時間を好きなだけ延長、それに歯止めをかけず、賃 金は払わ