しかし、心を鎮めて考えれば、誰にでも分かることだが、私たちを傷つけ、損なう「邪悪なもの」のほとんどには、ひとかけらの教化的な要素も、懲戒的な要素もない。それらは、何の必然性もなく私たちを訪れ、まるで冗談のように、何の目的もなく、ただ私たちを傷つけ、損なうためだけに私たちを傷つけ、損なうのである。 少し前に知り合いの女性と久方ぶりに夕食をともにする機会がありました。食事の後に出向いたバーで彼女は、以前自身が体験したネット上の嫌がらせの話をしてくれました。 嫌がらせをしかけてきたのは同業の女性だったのですが、その人とは仕事上も私生活でもほとんど直接の接点はありません。そんな相手からどうして嫌がらせを受けないといけないのか。例えば、仕事でひどい目にあわせたとか、恋人を奪ったといった過去があるならともかく、面識自体ないような相手なのに。 理由があるとすれば、その女性にとっての晴れの場において、意図
TBS宇垣美里アナが夫婦別姓反対派の主張を一蹴!「明治に始まったのに、日本文化(笑)」「選択肢が増えて何がいけない」 そもそも夫婦同姓は、保守派がよく言う「夫婦の愛情を高めるため」「家族の絆を深めるため」などという理由から定められたわけではない。明治民法では戸主を絶対権力者に位置づける「家制度」が定められていたが、そこでは「氏」を「家」の名称としていたからだ。そのため夫婦も子どもも皆、同じ氏に統一していた。 この家制度の下で女性は圧倒的に地位が低く設定されていた。女性は男性の「家に入る」のが基本。妻は財産を夫に管理され、親権も与えられず、妻の不貞のみ罪に問われた。妻は戸主に絶対服従、夫の所有物のような存在だったのだ。夫婦同姓は、こうした女性差別の元凶ともいえる家制度の名残だ。 想田監督が結婚したアメリカ合衆国は言うまでもなく、現在でも選択的夫婦別姓を認めていない国は日本以外ほとんど存在しな
また先週火曜日から更新していなかったが、その間とんでもないニュースがいろいろあった。 たとえば、自民党衆院議員の穴見陽一が受動喫煙対策を訴える肺がん患者に対して「いい加減にしろ!」と野次を飛ばした件。 https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/judoukitsuen-yaji-anami(2018年6月21日) あるいは、防衛大が2014年に行ったアンケートで、4年生の過半数が「粗相ポイント制」と呼ばれる激しい下級生いびりをしたことがあると答えていた件。この結果は、当時公表されず隠蔽されていた。 https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/21/defense-school-violence_a_23465231/(2018年6月22日) そして、もはや定番と化した安倍内閣支持率の「V字回復」。特に上昇幅の大きかった
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