「種の保存にあらがっている」のはLGBTではなく自民党が進めた少子化だ 差別する政党に効果的な「理解増進法案」が作れるのか? 勝部元気 コラムニスト・社会起業家 超党派の議連で合意した「LGBT理解増進法案」を審査した2021年5月20日の自民党会合で、簗和生(やな・かずお)衆議院議員(栃木3区)が、「生物学的に自然に備わっている『種の保存』にあらがってやっている感じだ」という差別発言をし、大きな批判が起こっています。 かつて2018年7月に「LGBTは生産性がない」という主張を雑誌に寄稿した杉田水脈衆議院議員(比例中国ブロック)や、2020年9月に「同性愛が広がると足立区が滅びる」という発言をした足立区の白石正輝区議会議員も大きな問題になりましたが、またしても自民党内から性的マイノリティに対する差別発言が繰り返された形です。 差別であるのは当然のこと、生物学の専門家からも反論が上がってい
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