米フロリダ大学(University of Florida)の人類学研究チームは、このほど、南米ペルーにある「パンパ・ラ・クルス(Pampa La Cruz)遺跡」にて、子供の遺骨が新たに76体発掘されたと発表しました。 パンパ・ラ・クルスは、首都リマから北に約305キロ離れたフアンチャコ(Huanchaco )地区にあり、発掘作業は今年の7月から8月にかけて行われました。 発掘を指揮したガブリエル・プリエト(Gabriel Prieto)氏によると、遺骨にはすべて、胸骨を横切る切り込みがあったそうで、「おそらく胸郭を開いて、心臓を取り出した痕と見られる」と話します。 遺骨が生贄であることは間違いないと見られますが、なぜ、これほど多くの子供たちを犠牲にしなければならなかったのでしょうか? 76 child sacrifice victims with their hearts ripped