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  • 気分転換  5年間にわたり寛解を維持できたSSRI単剤維持療法の中断:自然経過観察研究

    うつ病性障害の薬物療法については、急性期の有効性に関するデータは比較的まとまってきていますが、ではいつまで維持薬物療法を継続しなければいけない のかとか、実際にどのようなスケジュールで減量していけばよいのか、に関する研究はあまり多くないように思います。このエントリーでご紹介する研究は、 SSRIで維持療法がおこなわれている大うつ病性障害寛解期のクライエントを、維持療法中止群と維持療法継続群に分けて、その経過を比較した論文です。Discontinuation of maintenance selective serotonin reuptake inhibitor monotherapy after 5 years of stable response: A naturalistic study. J Clin Psychiatry. 2008 Nov 4. pii: ej08m04158

    BUNTEN
    BUNTEN 2009/01/29
    「経験のある治療担当医が維持療法を中止してもよいだろうと考えたようなクライエントで、実際に維持療法を中止したらやはり再発が多かった」体質(?)の問題は大きく、薬で健康を維持するメリットは想像以上に大きい?
  • 気分転換  病床利用率は病棟スタッフの抗うつ治療の予測因子である

    今回ご紹介する論文は、Am J Psychiatryからの論文です。いろいろな意味で非常に興味深い内容の論文なのですが、残念ながら私の現在の環境では、全文が手に入るのは1ヶ月遅れですので、とりあえずアブストラクトからご紹介させていただきます。Overcrowding in Hospital Wards as a Predictor of Antidepressant Treatment Among Hospital Staff Am J Psychiatry 2008; 165:1482-1486ここで行われた研究の目的は、過密な病床利用率が、病棟スタッフにおける抗うつ薬使用の予測因子になりうるかを調べる事です。具体的な方法ですが、病棟過密状態は、2000年から2003年にかけて、フィンランドにおける16病院、203の身体疾患病棟の月間病床利用率から計算されました。また、看護師(N=6,6

    BUNTEN
    BUNTEN 2008/11/08
    「現在の日本の保険医療制度では、病床利用率をほぼ100%近くに持っていかなければ利益が出ないように、保険診療点数がぎりぎりまで削られてしまってい」る。ということは新型インフル一発でマヒするな。orz>日本の医療
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