ニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange、NYSE)の外で座り込み、携帯で話す男性(2008年9月19日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Spencer Platt 【9月22日 AFP】(一部訂正、写真追加)政府が無干渉主義を捨て、史上類のない民間金融機関の救済策を打ち出した激動の1週間を経て、米金融の中心地、ニューヨーク(New York)のウォール街(Wall Street)はこれまでとはまったく変わってしまった。 政府が20日発表した救済策は、最大7000億ドル(約75兆円)の不良資産の買い取りなど、総額1兆ドル(約107兆円)の公的資金を投入するというもの。この額は、フランスの国内総生産6か月分に相当する。 1929年の世界大恐慌以来、最悪の金融危機に直面したジョージ・W・ ブッシュ(George W. Bush)大統領率いる共和党政権