TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加12か国による閣僚会合で、各国は大筋合意を目指して、焦点となっている、バイオ医薬品の開発データの保護期間などについて、夜を徹して、対立点を解消するための協議を続けており、交渉は最終段階を迎えています。 この中では、アメリカと、オーストラリアやニュージーランドとの間で中心的に行われていて、焦点となっている、バイオ医薬品の開発データの保護期間や、乳製品の関税の取り扱いなどを巡る交渉の状況が報告されました。 このうち、乳製品の関税について、ニュージーランドの交渉担当者は「2国間で精力的に交渉を続けており、進展を見ている」と報告しました。 このあと、甘利経済再生担当大臣は記者団に対し、「医薬品については、依然として、埋めるべき差異が残っており、その差を埋めるための交渉は、今晩も徹夜になる。今晩、精力的に、差を埋めるために交渉することが確認された」と述べ