民進党の新代表に、大塚耕平元厚生労働副大臣が選出されることが決まった。同党では31日午後に両院議員総会を開き、前原誠司代表の辞任に伴い新代表を選出するが、正午から午後1時まで行われた立候補の受付では、大塚氏以外届け出をしなかった。蓮舫前代表も出馬の可能性を模索したが、推薦人集めが難航したとみられる。 大塚氏は、出馬に必要な20人を上回る24人の推薦人を集めて届け出た。民進党最大の支持団体、連合傘下の旧同盟系労組から支持を受けたほか、党内でも羽田雄一郎元国土交通相や柳田稔元法相ら閣僚経験者が推した。 一方、蓮舫氏は31日午前、国会内で小川敏夫参院議員会長と会談し、出馬の可能性を探った。蓮舫氏の陣営では、芝博一参院議員らが国会内に集まり、党所属議員に電話をかけて推薦人集めに奔走した。ただ、蓮舫氏は7月の東京都議選で大敗後、代表を辞任したばかりで、慎重論も強かった。 代表選は、11月1日召集の特