米政府の対中政策に長年かかわってきたマイケル・ピルズベリー氏は、近著『China 2049』の中で、中国には「100年マラソン」と呼ばれる世界の覇権を再び握るための野望があり、硬軟交えた一連の行動もその長期戦略の一環と説明した。しかし、同時に「中国を過大評価してはいけない」とも指摘する。 最終回となる今回は、このほど米国を初めて公式訪問した習近平国家主席とオバマ大統領との首脳会談をどう見るか、そしてその中国とどう向き合っていけばいいのかを聞いた。 なお、今回も記事の末尾にピルズベリー氏へのインタビューを一部収録した動画を掲載しているので、併せてご覧下さい。 第1回はこちら 第2回はこちら 第3回はこちら (聞き手 石黒 千賀子) マイケル・ピルズベリー(Michael Pillsbury)氏 1945年米カリフォルニア生まれ。米スタンフォード大学卒業(専攻は歴史学)後、米コロンビア大学にて
![第4回 習近平vsオバマ会談は中国の圧勝だった:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3d38792abfdd57e8d8ec3c206663f5f62b7f9064/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fatcl%2Finterview%2F15%2F238739%2F100100063%2Ffb.jpg)