全国の国税局の査察部、いわゆる「マルサ」がこの1年間に摘発した脱税のうち、国際的な取り引きに絡む脱税が過去5年間で最も多かった一方、脱税の総額は138億円と昭和49年度以来最も少なかったことが分かりました。 国税庁は強制捜査で発見した隠し資産の写真も公開しました。 洋服やかばんが収納されてる住宅のクローゼットの奥に置かれていたボストンバッグの中には、丁寧に包装された紙包みがあり、中には大量の1万円札の束が入っていました。キャリーバッグからも現金が見つかり、合わせて2億円が隠されていました。 住宅の階段下にある物置に積み上げられた段ボール箱には、ぎっしりと詰め込まれた現金が隠されていました。その額は1億7200万円に上りました。 隠し場所は住宅だけではありません。トランクルームに保管されていた段ボール箱からは、2億6000万円余りの現金が見つかりました。 元東京国税局長で、脱税事件に詳しい鳥
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