マイナンバーカードの取得手続きなどで混雑する浪速区役所の証明発行窓口=11日午後、大阪市浪速区(寺口純平撮影) 政府が国民に一律10万円を配る「特別定額給付金」をめぐり、オンライン申請に必要なマイナンバーカードのシステムが連日ダウンし、つながりにくくなるトラブルが各地で起きていることが11日、分かった。暗証番号を忘れた人が自治体窓口に大挙し、アクセスが集中したことが原因とみられる。サーバー増強などの対策が取られているが、抜本的な解決には至っていない。 システムを提供する「地方公共団体情報システム機構」によると、大型連休明けの7日朝にシステムがダウン。復旧後の8、11の両日にもダウンし、自治体の窓口にある端末からアクセスが困難な状況が続いた。 総務省によると、給付金のオンライン申請は1日から始まり、11日までに約1700の自治体が導入している。申請にはマイナンバーカードの暗証番号を入力する必
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