戦艦「大和」の主砲製造に使われたとされる貴重な旋盤が、大和ミュージアム(広島県呉市)に寄贈されることが決まりました。しかし、その展示方法を巡って歴史愛好家たちからは懸念の声が上がっています。異論噴出のきっかけは、三菱重工工作機械(滋賀県栗東市)による素朴なSNS投稿でした。(北林慎也) 【写真】戦艦「大和」の貴重な写真と大和ミュージアムの展示 射程42キロの主砲戦艦「大和」は、広島県呉市にあった呉海軍工廠で建造され、太平洋戦争開戦直後の1941年12月16日に完成しました。 全長は263メートル、最大幅は38.9メートル。射程42キロの主砲を備え、史上最大最強の戦艦と呼ばれました。 沖縄に向かっていた1945年4月7日、米軍の攻撃を受けて鹿児島沖の東シナ海に沈没。乗員3332人のうち生還者は276人でした。 大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)は2005年4月、呉市が開設しました。 目玉
菅政権の目玉政策のひとつは携帯料金の大幅値下げだ。9月にはNTTが携帯電話最大手のNTTドコモの完全子会社化を表明するなど、変化が起きつつある。経営評論家の山田明氏は「日本の電波行政は、固定電話の時代から惰性で手を加えることもなく続いてきた。今こそ抜本的に見直すべきだ」という――。 【この記事の画像を見る】 ※本稿は、山田明『スマホ料金はなぜ高いのか』(新潮新書)の一部を再編集したものです。 ■「携帯料金は今より4割程度下げる余地がある」 2018年8月、菅氏は札幌での講演で、「携帯料金は今より4割程度下げる余地がある。競争が働いていない」と唐突に表明し、関係者を驚かせた。 普段、講演では原稿を読まない菅氏が、この時は手もとの資料を見ながら話したことから、内容は事前に総務省と擦り合わせていたことがうかがわれた。 講演で使用した電話料金の国際比較などのデータは内閣府が作成したもので、菅氏が周
菅義偉首相が野党時代の2012年3月に刊行した単行本「政治家の覚悟」(文芸春秋)を改訂した新書が、20日に発売された。「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」と公文書管理の重要性を訴える記述があった章などを削除。官房長官時代のインタビューを追加している。新書は全244ページ。 菅氏は12年の単行本で、旧民主党政権が東日本大震災時、会議で十分に議事録を残していなかったことを批判し、「千年に一度という大災害に対して政府がどう考え、いかに対応したかを検証し、教訓を得るために、政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」などと断じていた。 だが、菅氏がその後、官房長官を務めた安倍晋三政権では、学校法人「森友学園」への国有地売却問題や首相主催の「桜を見る会」問題を巡り、政権に都合の悪い公文書や記録が改ざんされたり、廃棄されたりした
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