長時間の迷惑駐車が横行している兵庫県姫路市の姫路バイパス姫路サービスエリア(SA、同市広畑区西蒲田)で、13日午後10時から混雑緩和のため、一般道からの乗り入れができなくなる。管理する国土交通省姫路河川国道事務所が注意を呼びかけてきたが改善せず、SAへの車の進入をバイパス利用者に限定する。 【図解】一般道からの乗り入れができなくなる姫路SA 同事務所によると、混雑の原因となっていたのは、姫路SAに別々の車で集合した後、目的地までの高速料金やガソリン代、駐車場代を節約するために1台の車で仕事やレジャーに向かう「相乗り行為」。一般道から乗り入れができるバイパスの便利な待ち合わせ場所として使われていた。 姫路SAの乗用車の駐車スペースは105台分。2022年12月に行った調査では、4時間以上の長時間駐車は6割近い計61台に上り、一般道からの利用はうち20台だった。平均駐車時間も10時間を超え、相