調査会社のノークリサーチは2015年7月30日、中堅・中小企業におけるファイルサーバーの活用実態に関する調査結果を発表した。それによると、「一般のPCサーバーをファイルサーバー用途として利用」している企業は28.4%、「PCサーバーをベースとしたファイルサーバー専用機」を利用している企業は21.6%に達し、一般のPCサーバーをファイルサーバーとして利用するケースが増えている実態が明らかになった(図)。 同社は、「特定のPCをファイルサーバー用途として利用」している企業も5.8%だが存在していることを踏まえ、ライセンス順守やセキュリティの観点からも好ましいとはいえないと指摘した。 適切なファイルサーバー活用を促進するために、ユーザー企業が抱える課題についても調査した。それによると、「一般のPCサーバーをファイルサーバー用途として利用」している企業では、約4分の1となる25.7%の企業が「アク
![[データは語る]一般のPCサーバーをファイルサーバーに流用している中堅・中小企業は約3割―ノークリサーチ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/820f5f1f80f9e150ea1d7e26e7920b0f3b19876c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fit%2Fatcl%2Fnews%2F14%2F110601779%2F073000258%2Fpic1.jpg%3F20220512)