「憲法学の散歩道」単行本化第2弾! 書き下ろし2編を加えて『歴史と理性と憲法と――憲法学の散歩道2』、2023年5月1日発売です。みなさま、どうぞお手にとってください。[編集部] ※本書の「あとがき」をこちらでお読みいただけます。⇒『歴史と理性と憲法と』あとがき アレクシ・ドゥ・トクヴィルは、ノルマンディーの貴族の家系に生まれた。両親はフランス革命時の恐怖政治下で投獄され、ロベスピエールの失脚がなければ処刑されるところであった。父親は王政復古後の体制で各地の県知事(préfet)を歴任した。 トクヴィルは、3人兄弟の三男として1805年に生まれ、パリ大学で法律を学んだ。1827年には、陪席裁判官(juge auditeur)に任命されている。司法官としての彼の経歴は、1830年の7月革命で中断される。 神の摂理により、フランスにおける権威のすべては国王の一身に存すると前文で宣言する1814
![【憲法学の散歩道/長谷部恭男】第26回 『アメリカのデモクラシー』──立法者への呼びかけ - けいそうビブリオフィル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/76eba7875e0c9e261143755106c1286dafb94609/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fkeisobiblio.com%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F12%2Fbanner-hasebe.jpg)