学生のための基本文献ガイド「TUFS-ビブリオ」 東京外国語大学附属図書館では、学生の皆さんが読書に親しみやすい環境をつくる試みのひとつとして、 本学の先生方の協力を得て、各分野の《基本文献》を紹介する「TUFS-ビブリオ」を2010年10月に立ち上げました。 2013~2014年度は国際社会学部の先生方を中心に地域研究の基本文献リストをご提供いただきました。 これまでの各地域言語の辞書案内や文庫・新書による「文化、言語、文学」分野の文献紹介と同様、ご活用ください。 なお、ここに紹介している図書で本学図書館所蔵のものは、OPACの検索結果にリンクしていますので、図書の配置先等の詳細情報はリンク先画面にてご確認ください。 この後も、さまざまな切り口からの文献紹介を掲載する予定です。皆さんがさまざまに書物にアプローチする際の、ご参考にしていただければ幸いです。 注:所蔵調査 (OPACへのリン
菅裕明他『研究する大学――何のための知識か』岩波書店,pp. 165-195. *草稿なのでコメントあればお願い致します. 基本的には,人文学(と自然科学)が分離し,対立していく歴史を辿りながら,「人文学は,速度と効率を優先させる市場価値には還元できない別次元の価値が厳として存在することを、『スローサイエンス』の旗印のもとに積極的に言挙げすべきなのである」(pp. 186-187)と論じている.わりと共感できる部分は少なくないのだが,気になる点も多い.以下にそれを列挙する. 野家のイメージする人文学の狭さ どう見ても野家のイメージする人文学は狭すぎるように思われる(あるいは,多様なものでない).たとえば,野家によれば,「人文学の研究成果が論文の改訂を経て書物としてまとめられるまでには、通常二、三年を要する」(p. 186)という.また,この論文の位置づけは,「人文学では論文は書物となる前段
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く