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2017年7月23日のブックマーク (2件)

  • ロマンティック・ラブ・イデオロギー再考

    稿の目的は,近代家族の理念の出発点ともいえるロマンティック・ラブ・イデオロギーが,現在どうなっているかを検討することである.ロマンティック・ラブ・イデオロギーの概要をふりかえった後,雑誌記事の分析および別れの語彙の分析から仮説を立てた.(1)ロマンティック・ラブ・イデオロギーは90年代以降に衰退し,(2)代わりに「ロマンティック・マリッジ・イデオロギー」と名付けるべきものがせり出してきている,という仮説である.量的データから,仮説(1)(2)とも検証された.またとくに,ロマンティック・マリッジ・イデオロギーは,若い女性や恋愛機会の多い人に支持されていることも分かった.ただし,ロマンティック・マリッジ・イデオロギーは,恋愛を解放しても結婚は解放しなかった.結婚へのハードルは高いものといえる.

  • 時間線をのぼろう - ロバート・シルヴァーバーグ/伊藤典夫 訳|東京創元社

    SF > SF 創元SF文庫 判型:文庫判 ページ数:374ページ 初版:2017年6月16日 ISBN:978-4-488-64905-0 Cコード:C0197 文庫コード:SF-シ-3-1 装幀:岩郷重力+T.K 過去への時間旅行が可能となった未来、時間局が設立された。部局はふたつ。過去の歴史の監視と復旧を任務とする時間警察と、観光客を歴史的な場面へ案内する観光部だ。観光部員となった青年ジャドは、時間線をビザンティウムへのぼり、そこで絶世の美女に出会い、恋に落ちるが……。タイム・パラドックスSFの金字塔。星雲賞受賞作。解説=高橋良平 Robert Silverberg 1935年、ニューヨーク州生まれ。10歳よりSFを愛読し、翌年には自らファンジンを発行、また54年、コロンビア大学在学中に短編が〈ネビュラ〉誌に掲載され作家デビューする。55年、20歳で第一長編となるジュヴナイルSFを上

    時間線をのぼろう - ロバート・シルヴァーバーグ/伊藤典夫 訳|東京創元社
    Basilio_II
    Basilio_II 2017/07/23
    旧訳は中村保男訳『時間線を遡って』。ビザンツを舞台にしたタイムトラベルSF