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2018年12月20日のブックマーク (1件)

  • 「銀ブラ」 | 分け入っても分け入っても日本語 | 飯間浩明 | Webでも考える人 | 新潮社

    「銀ブラ」とは何のことですか。答え、東京の銀座通りをぶらぶらすること。 と、分かっている人には1行ですむ話が、近頃はややこしくなっています。「銀ブラの語源は別にある」とする珍説が、インターネット上に拡散しているからです。その珍説とは、「『銀ブラ』は、銀座でブラジルコーヒーを飲むことだ」というもの。これはまったく根拠のない説で、厳しいことばを使えば「ガセ」と形容すべき説です。 今回の狙いは、「銀ブラ」の語源の確認にとどまりません。情報が「ガセ」かどうかを判断する方法や、「ガセ」を容認する危険についても触れます。 まずは、「銀ブラ」の語源。これは辞書に当たるのが基です。『日国語大辞典』第2版に出てくる最古例は『新らしい言葉の字引』(1918年)という新語辞典で、〈銀ブラ 銀座の街をぶらつく事〉とあります。大正生まれの新語です。 俗語辞典の類では、『秘密辞典』(1920年)にも〈【銀ぶら】銀

    「銀ブラ」 | 分け入っても分け入っても日本語 | 飯間浩明 | Webでも考える人 | 新潮社
    Basilio_II
    Basilio_II 2018/12/20
    ある説を立証するために挙げられた史料がむしろ反証になっているの、たまに見る。