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2020年9月29日のブックマーク (2件)

  • ヨーロッパの世俗と宗教 伊達 聖伸編著

    神への信仰が自明だった宗教の時代から、ひとつの選択肢にすぎなくなる世俗の時代へ。こうした歴史認識の前提となっている西洋社会だが、「西方キリスト教」世界の世俗と宗教のあり方も実際は多様で様々な内的葛藤をはらんでいる。その内実を「ヨーロッパの東」による相対化も交え明らかにしていく。各国現状を比較した資料付き。 序論 書の目的・特色・構成[伊達聖伸] 第Ⅰ部 総論 世俗の時代のヨーロッパにおける政教関係の構造と変容 [伊達聖伸、小川公代、木村護郎クリストフ、内村俊太、江川純一、オリオン・クラウタウ、加藤久子、立田由紀恵、井上まどか] はじめに 第1章 近世─宗教改革から領域主権国家の確立と王権の強化まで(一六世紀~一八世紀) 一 スペイン─レコンキスタとカトリック的な王国の形成 二 ドイツ─宗教改革から領邦教会制へ 三 イギリス─国教会の成立から二つの革命へ 四 フランス─宗教戦争から絶対王政

    ヨーロッパの世俗と宗教 伊達 聖伸編著
  • 憲法学の散歩道第12回 plenitudo potestatisについて

    はせべ・やすお  早稲田大学法学学術院教授。1956年、広島生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学教授等を経て、2014年より現職。専門は憲法学。主な著作に『権力への懐疑』(日評論社、1991年)、『憲法学のフロンティア 岩波人文書セレクション』(岩波書店、2013年)、『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書、2004年)、『Interactive 憲法』(有斐閣、2006年)、『比較不能な価値の迷路 増補新装版』(東京大学出版会、2018年)、『憲法 第8版』(新世社、2022年)、『憲法学の虫眼鏡』(羽鳥書店、2019年)、『法とは何か 新装版』(河出書房新社、2024年)ほか、共著編著多数。 テューダー朝のヘンリー8世*1は、イングランド国教会を創設したことで知られる。 彼は、兄アーサーの未亡人であったキャサリン・オヴ・アラゴンと結婚したが、男子に恵まれなかった。ヘンリーは、その原因

    憲法学の散歩道第12回 plenitudo potestatisについて