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2022年5月2日のブックマーク (2件)

  • 妖怪の誕生 超自然と怪奇的自然の存在論的歴史人類学 | - 廣田 龍平(著)

    妖怪の誕生 超自然と怪奇的自然の存在論的歴史人類学 歴史・地理 廣田 龍平(著) A5判  388ページ 並製 定価 4000円+税 ISBN978-4-7872-2094-3 C0039 在庫あり 書店発売日 2022年05月27日 登録日 2022年05月02日 紹介妖怪研究の存在論的前提を問い直すために、主に18世紀末から現代までの自然/超自然や近代/非近代をめぐる議論、日の知識人の思想などを渉猟して、現代の妖怪概念が生成してきたプロセスを丁寧に分析する。妖怪研究の再構築を試みる野心的な研究成果。 解説カッパ、カマイタチ、くねくね……私たちはなぜ、それらを妖怪と呼ぶことができるのか。私たちにとっては実在しない・超自然的である・俗信だから、だろうか。だが、ある時代や別の社会にとってみれば、妖怪はそのようなものではなかった。このい違いは、どうすれば和らげられるだろうか。妖怪の概念をど

    妖怪の誕生 超自然と怪奇的自然の存在論的歴史人類学 | - 廣田 龍平(著)
  • オスマン帝国は「偉大な祖先」か「恥ずべき歴史」か? トルコを二分する歴史認識問題:小笠原弘幸 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

    来年のトルコ大統領選を見据え、オスマン帝国の継承とイスラム的価値観の尊重を国民にアピールするエルドアン大統領 トルコ共和国100年の歴史において、オスマン帝国の評価は振り子のように揺れてきた。近年は「偉大な祖先」という肯定的評価が定着し、悪徳と退廃の象徴とされた「ハレム」(日では「ハーレム」とも表記)も、帝国中枢を支える精巧な官僚組織だったと評価される。『ハレム――女官と宦官たちの世界』を刊行した小笠原弘幸・九州大学准教授がその背景を解説する。 オスマン帝国を否定して成立したトルコ共和国 2022年は、オスマン帝国滅亡100年に当たる。およそ600年の歴史を持ち、アジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸に広がる領土を有したオスマン帝国は、イスラム世界の歴史上もっとも重要な国家のひとつである。ゆえに、帝国の主要な後継国家であるトルコ共和国の人々は、この帝国を自分たちの偉大な祖先として誇りに思っ

    オスマン帝国は「偉大な祖先」か「恥ずべき歴史」か? トルコを二分する歴史認識問題:小笠原弘幸 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト