⇒保坂展人のどこどこ日記:愛国心は燃焼しだしたら止められない 子どもたちの内面は教育という場でいかようにも変わる。「いつ行っても批判されますから今日が適切だと判断した」と語る総理に、中国・韓国の要求をはねつけてエライと拍手する「大人」が少なからずいる。かれらの多くは教育基本法のもとで育った戦後世代である。十分すぎるほどの「愛国心」ではないか。そこに、プログラム化された愛国心教育を受けた子どもが若者となって加わる。 つまり、子供たちはタブララサ(白紙)だから、保坂展人が考えるところの正しい教育を実施すれば正しい子供になる……そんなことはないんですよ。 そんなことはないんですよが人間のありかたとして理解されないと、その「正しくない子供」を思想矯正しようということになる。これがソフトスターリニズムっていうものです。 社会の変化や理念(たとえば反戦にしても男女平等にしても)などは、大衆の無意識の成