学生向けSNSから方向転換 Facebookは、もともと2004年にハーバード大学で、同学の学生だけのためのSNSとしてスタートした。その後も完全招待性の学生専用SNSとして展開してきたが、2006年の秋から方向転換を図り、誰でも登録して利用できるようになった。その結果、今年2月には米comScore Media Metrixが調査したウェブサイトのアクセス数ランキングで60位から7位に急浮上した。 そして今年の5月になって、先のアプリケーション組み込みを可能にするAPI公開を実施。米ニューズウィーク誌で大々的に紹介されたほか、IT情報サイトとして人気の「Techcrunch」でも頻繁に取り上げられた。今、米国で影響力を持つ主要ブロガーのほとんどが利用していることでも注目を集めている。 APIを公開しているインターネット上の仮想コミュニティーというと、日本でも異様な盛り上がり方を見せている