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ブックマーク / blog.tatsuru.com (4)

  • 嘘でもいいから - 内田樹の研究室

    平川くんが年金問題について、クリスプで切れ味のいいコメントをつけている。 http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/ この中で、平川くんはこう書いている。 「五千万件のデータ不整合と、原の散逸といった事態の解決は、データベース的にはほとんどミッション・インポシブルなのである。 それを、一年以内で解決なんて宣言してしまう総理は、お里が知れるっていうものである。 情報処理に詳しい下々は、青くなっているだろう。」 私は総理の「お里」の来歴について平川くんとは意見をいささか異にする。 それについてひとこと述べたい。 5000万件のデータの照合は1年以内に終わらないだろう、と自民党議員以外の全員が言っている。 自民党議員とそれ以外の日人のあいだにデータベース修復の見通しのテクニカルな評価において排中的な差異があるということはありえない。 つまり「1年以内」と

  • 内田樹の研究室 - 「不二家」化する日本

    菓子メーカー大手の不二家が消費期限・賞味期限の切れた材料を使って洋菓子を製造していた事件は、当初現場のパート作業員の個人責任とされていたが、今朝の新聞報道によると、埼玉工場では7年前から工場長まで含めた工場全体の組織ぐるみで期限切れ原材料の使用や消費期限の付け替えが行われていたことが内部監査で判明した。また品衛生法基準の60倍の細菌が検出されていた洋菓子についても、工場長は回収指示を出さず、出荷されていた。 調査結果を承けて、大手スーパーは不二家製品の撤去を開始、すでに洋菓子販売は全面休止しており、全国の工場での調査結果でさらに問題が出てきた場合、すでに業績悪化している経営にとって致命傷となる可能性が高い。 この事件は現代日企業の知的退廃を象徴する出来事だと私は思う。 「知的」退廃というところにご注意願いたい。 倫理観の欠如とかコンプライアンスの不徹底とかマニュアル運用の不備とかいろい

  • 創造的労働者の悲哀 - 内田樹の研究室

    興味深い記事を読んだ。 12月18日毎日新聞夕刊に東大で行われた学生実態調査の報告についての短信である。 学部学生3534人(回答者は1367人)対象のアンケートで「自分はニートやフリーターになるように思う」と答えた学生が7.4%、「ニートにはならないが、フリーターになるかもしれない」と答えた学生が20.9%。 あわせて28.3%の東大生がいずれニートかフリーターになる可能性を感じている。 この数値の経年変化にも興味があるところだが、記事では触れられていない。 個人的予測を述べさせてもらえれば、数値はこの後も増え続けるだろうと思う。 東大生が就職にきわめて有利なポジションにいることはどなたでもご存じである。 だから、彼らがそれでも「ニートかフリーターになるかもしれない」と思っているのは、「就職できない」からではない。 新卒でちゃんと一流企業や官庁に就職はするのである。 オフィスにばりっとし

    BigBang
    BigBang 2007/01/01
    簡単に阻却できない。考えさせられる論。超えていく方策はあるのか。
  • 内田樹の研究室: アメリカの呪い

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    BigBang
    BigBang 2006/07/02
    呪いは、それをかけた者でないと、とくことができない。
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