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共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)が勝利を確実にした米大統領選から一夜明けた9日、全米各地でトランプ氏に反対するデモが開かれた。 ワシントン州のシアトル消防のツイッターなどによると、デモとの関連は不明だが、シアトルの反トランプのデモが行われていた場所付近で発砲事件が起き、複数のけが人が出ているという。若者やマイノリティーの間で、トランプ政権への不安が高まっており、今後、緊張が高まる可能性もある。 ニューヨークの中心部ユニオン・スクエアには午後6時前に1万人以上(主催者発表)が集結。「性差別主義者で人種差別者のトランプよ、お前の居場所は米国にはない」などと叫びながら、デモ隊は道を埋め尽くし、トランプタワーまで行進した。参加者の大学生イーサン・アンダーソンさん(25)は「トランプは自由の国、米国の代表ではない。病巣だから除去しなくてはいけない」と話した。 また、ロサンゼルスでは、学生を中
トランプ候補はなぜ大統領選に勝ったのか。後から理由を考えるというのもむなしいともいえるし、そもそも予想が外れた反省というものはそういうものだともいえる。いずれにせよ、自分なりに気になることをこの機に書いておきたい。たぶん、この基調傾向は日本にも影響してくる。すでに先日の都知事選挙でもその影響があったようにも思える。 まず、メディアに左右されず米国社会を素直に見ていたらトランプ勝利がわかったはずという意見が当然のごとく出る。だが、これは単純に誤りだろう。特定の個人が生活空間から知りうることは限定されているし、米国の場合、州や階層でかなり分断されているので、どこに自分が置かれているかしかわからないものだ。 次に前提なのだが、メディアからは今回の米国大統領選挙の本当の動向はわからなかった。メディアの予測は恥ずかしいほどに外れた。むしろそのことがここでのテーマであって、トランプ大統領がどうというこ
17歳のとき、アマ名人の北海道代表になり、翌年に奨励会に入会、8カ月でプロになり、5年後には順位戦最高のA級八段になっていた師匠は将棋界に彗星(すいせい)のように現れた存在でした。 史上最年少で四段に昇段し、18歳でA級に昇級した加藤一二三(ひふみ)九段とともに将棋界の「若きヌーベルバーグ」と呼ばれていました。当時は大山康晴十五世名人、升田幸三実力制第4代名人の全盛時代。ここから熾烈(しれつ)なタイトル争いを繰り広げます。 師匠の将棋は急戦調を好む切れ味鋭い棋風。同じようなスタイルの升田先生とはほぼ互角の勝負でしたが、受けることを苦にしない大山先生は苦手にしていたようです。しかし、第12期王将戦(昭和38年)でその大山先生から4勝2敗で初タイトルを獲得します。また、第8期棋聖戦(41年)でも大山先生を破っています。 56年に、通っていた道場の顧問であった先生の所に弟子入りのお願いに伺いまし
日本インタラクティブ広告協会が発表した「ネイティブ広告ハンドブック2017」(PDF)。この文書が「わかりづらい」という評判で、ネット上で複数人を巻き込んだ大バトルなっている。 Twitter上でのやりとりをまとめてみたぞ。 今回のバトルの発端のTweet くちきんがシェアしてた「ネイティブ広告ハンドブック2017」が取扱説明書レベルに読解大変で涙ですhttps://t.co/a1R7Y64Cv1 pic.twitter.com/7nTVNPqmVg— 塩谷 舞(しおたん) (@ciotan) 2016年11月7日 これきっかけで議論が生まれてしまっているのですが… ・これはWebライターであれば読むべきもの ・でも現状、他業種や学生の参入も多いので、ルールを周知させるため端的に伝えることも必要 ということで、この資料をもとにした「みんなで勉強しよう!」という会を開催しようと思います!—
久しぶりに彼と会ったのは夏の盛りだった。兵庫・芦屋の焼き鳥屋で知人と飲んでいると、不意に姿を見せた。あどけない表情は消え、あごひげを蓄え、ハンチング帽がすごく似合う。貫禄すら漂い、すっかり大人の男に変わっていた。 「あの後、どうしていたんだ? 」 柔らかい関西弁は相変わらずだった。懐かしさもあって、つい聞き込んでしまう。無理はない。彼と長々と話したのは、もう7年前なのだ。日付も克明に覚えている。'09年10月1日。広島カープを取材していた昼すぎ、携帯電話が鳴った。 「お世話になりました。俺、トライアウトを受けます。まだまだ頑張ります」 そうか、ダメだったのか……。辻本賢人が阪神にドラフト8巡目で指名されたのは'04年秋だった。無名どころか、中学3年の学年にあたり、ドラフト史上最年少の15歳で指名されると世間は驚き、一躍、脚光を浴びた。在籍5年間の奮闘実らず、タイガースを戦力外になった。前向
トランプ大統領当選のニュースが流れた直後から、アメリカの各地でトランプ大統領を認めない人々が大挙して集まり、あちこちで同時多発的に抗議の声を上げながら行進しまくるというとんでもないことになっています。 まずはトランプ陣営勝利の瞬間から。 Trump comes out pic.twitter.com/ZbwYffWhzm— James O'Keefe (@JamesOKeefeIII) 2016年11月9日 「私はこの国を愛している。ありがとう、本当にありがとう」とトランプ氏。 Trump closes speech: “I love this country. Thank you. Thank you very much.” https://t.co/4VNXs6hHiT— NBC News (@NBCNews) 2016年11月9日 エンパイアステートビルには「トランプ当選おめでとう」
時代の転換点 トランプ大統領が誕生しました。ほとんどのメディアも、識者も、クリントン氏有利を予想していたこともあり、歴史的な事件であるとの論調が世界中を駆け巡りました。米国大統領が持っている権力と、時代の雰囲気を作り出す能力は今なお絶大ですから、我々が時代の一つの転換点に立っていることは間違いありません。それは、かつてニクソン大統領がニクソンショックを通じて国際経済のあり方や冷戦構造に風穴をあけ、レーガン大統領が資本主義を再定義して冷戦を終わらせたことに匹敵する新たな時代が始まろうとしているのだろうと思います。 世界中の専門家が選挙戦の予想をしていたのに、ここまで大きな読み違えがあったのは、いくつかの要因が重なったからです。第一は、北部の民主党支持と思われていた州における人口動態や投票率を読み間違えたこと。第二は、世論調査が人々の本音を反映していなかったこと。そして、最大の第三は、偏見にと
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