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  • 日本と韓国の文化戦略 ~我々はどの程度「世界で勝負」できており、そのためには何が必要なのか~ 福井健策 石井あやか|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2024年1月22日 国際アートエンタメ 「日韓国文化戦略 ~我々はどの程度「世界で勝負」できており、そのためには何が必要なのか~」 弁護士 福井健策 石井あやか (骨董通り法律事務所 for the Arts) 1 日作品、大当り年 明けましておめでとうございます。年が明けてもコラムの時間が取れない福井と、コラムデビューの石井のコンビでお届けする、新春初コラムです。 せっかくなのでめでたい話から入りますと、昨年はこれまで以上に日文化・コンテンツの世界人気を実感した年でした。特にけん引役は、映像でしょう。のっけから「THE FIRST SLAM DUNK」の凄まじい達成や「すずめの戸締まり」の人気で沸いた年初でしたが、つづく「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は、なんと既に世界のアニメ歴代興行成績の第2位1。もうこの上は5年前の「アナと雪の女王2」しか残っていないという驚異

    日本と韓国の文化戦略 ~我々はどの程度「世界で勝負」できており、そのためには何が必要なのか~ 福井健策 石井あやか|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2024/01/23
    “22年の韓国コンテンツの輸出額は、前年度6.3%増の132億4000万ドル。この輸出額は韓国の主要な輸出品である2次電池(約1兆4400万円)、電気自動車(約1兆4200万円)、家電(1兆1600万円)の輸出規模と比べて大きく”
  • ついにJASRAC・音楽教室が最高裁決着  論点と、判決の影響をもう一度駆け足で考えてみる 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2022年10月19日 (2022/10/24追記) 著作権裁判教育音楽 「ついにJASRAC・音楽教室裁判が最高裁決着 論点と、判決の影響をもう一度駆け足で考えてみる」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) さて、いよいよJASRAC・音楽教室裁判の最高裁判決が10月24日と迫りました。(※判決を受けて、末尾に追記しました) 2017年を迎えJASRACが音楽教室からの使用料徴収の方針を発表して、世論が沸騰。ヤマハなど音楽教室側は57万人の反対署名を提出するなど徹底抗戦の姿勢を示したのが発端でした。 約250の教室事業者がJASRACの著作権が及ばないことの確認を求めて逆提訴して以来、6年ごしの大型裁判がついに決着の時を迎えます。 この間の経緯や社会の反応、裁判の影響については、このコラムとその後の追記を参照いただければ。 知財高裁の判断をざっくりと復習する

    ついにJASRAC・音楽教室が最高裁決着  論点と、判決の影響をもう一度駆け足で考えてみる 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2022/10/25
    “今回の判決は、一般の感覚にも合致する条文解釈という点で、知財高裁と最高裁が適正なバランスを追い求めた上での結論であったと、若干の感慨を込めて評価したい”
  • 問題のAV出演被害を著作権法の観点から考える 橋本阿友子|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2022年5月26日 著作権 「問題のAV出演被害を著作権法の観点から考える」 弁護士 橋阿友子 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 2022年4月1日より、成人年齢が18歳に引き下げられました。それに伴い、意に沿わずにアダルトビデオ(AV)に出演してしまった18歳、19歳の被害救済がはかれないのではないかとの指摘が強まり、これをきっかけにAV被害問題が改めて社会論争となっています。稿は、この問題につき、著作権法の観点から検討するものです。 AV出演は、芸能界への登竜門であるなどと勧誘されたり、出演を断ると高額の違約金がかかるなどと脅されたりして、意に反してなされることが珍しくありません。契約に関する知識や経験が乏しい若者がターゲットとなることも多く、かねてから救済策が模索されてきました。そんな中、東京地裁は、出演者はAVに出演したくない場合、プロダクション等との契約をい

    問題のAV出演被害を著作権法の観点から考える 橋本阿友子|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2022/05/26
    「視聴覚的実演に関する北京条約」の存在は知らなかった。
  • 侮辱罪の法定刑の引き上げについて考える ~ネット上の誹謗中傷は防げるか~ 北澤尚登 |コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    ネット上の誹謗中傷(特に、SNS上の書き込みやツイートなど)は、事実の摘示(記載)がないため名誉毀損罪には該当しないものも少なくないでしょう。しかし一方で、侮辱罪では現行の法定刑は軽すぎて抑止になりにくい(これまでのネット上の誹謗中傷事件では、科料にとどまっている例が多いようです)、被害者を死に追いやるほどの(2020年にテレビ・配信番組を契機として起こったような)誹謗中傷を防ぐこともできない、という問題意識は十分理解できるところです。そのため、緊急対応として法定刑を引き上げることには相応の合理性があるといえましょう。 ◆ 効果と弊害:将来の検証(の可能性)に向けて しかし、法定刑の引き上げによって、軽微な行為であっても、法律上は懲役刑などの対象に含まれ得ることになります。その結果、濫用的な取り締まりや、(特に政治的な)言論活動を萎縮させてしまうおそれもないとはいえません。 これに対しては

    侮辱罪の法定刑の引き上げについて考える ~ネット上の誹謗中傷は防げるか~ 北澤尚登 |コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2022/03/01
    侮辱罪の法定刑引き上げ議論に関する一考察。刑法だけでなく様々な座組が検討しうる。
  • ファストコンテンツって、悪いのか? ~「良い要約」と「悪い要約」を考えてみる~ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2021年12月28日 著作権出版・漫画 「ファストコンテンツって、悪いのか? ~「良い要約」と「悪い要約」を考えてみる~」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) いや、今年は当にコラムを書く時間がありませんでした。で、年末になってやっと、こうして自分の中に澱みのように溜まっていた「このテーマで書きたかった」を解呪している年末リベンジ戦な訳です。今回は、を図解するタイプの「ファストコンテンツ」を考えます。 図解要約をめぐる論争 少し前、あるラジオ番組でファストコンテンツについての出演依頼を頂きました。 ファストコンテンツ。流行りましたね。有名なのは「ファスト映画」で、公開中の映画を画面のキャプチャやストーリーとか聞かせどころの台詞満載で数分の動画に仕立てて、YouTubeで見せるようなものが典型です。テキストベースもあります。これが逮捕されて、かなり社会問

    ファストコンテンツって、悪いのか? ~「良い要約」と「悪い要約」を考えてみる~ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2021/12/28
    “数枚の図解で要約されるだけで、もう元のビジネス書を読む値打ちはなくなってしまう、なんなら目次を見ればもう読んだも同然、という程度の本にとってこそ、図解は天敵なのかもしれない”
  • コンテンツNFT ~権利と収益還元の視点から~ 岡本健太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2021年10月29日 著作権メディアIT・インターネットアートエンタメ 「コンテンツNFT ~権利と収益還元の視点から~」 弁護士 岡健太郎 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 昨今、NFTへの注目が高まっています。アート、ゲームファッション音楽、スポーツなど、様々なコンテンツ分野に利用が広がっているほか、大手企業、有名タレントなどもNFTの取組みを始めています。売買や収集だけでなく、メタバースなどの仮想空間上のアイテム、コンサートのチケットなど、その用途に広がりも見られます。今回は、今後の用途の広がりも見据えつつ、特に、コンテンツ分野で利用されるNFTの権利と収益還元について考えます。 ◆NFTとは NFT(Non-Fungible Token)は、年(2021年)4月のコラムでも取り上げましたが、依然として確立した定義はありません。ただ、一般的には、NFTは、「

    コンテンツNFT ~権利と収益還元の視点から~ 岡本健太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2021/10/29
    弁護士による論点整理。これが最低の前提知識
  • フィルターバブルの進行する中で ―― 情報の多様性確保と主体性の回復 二関辰郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2021年7月30日 憲法個人情報メディアIT・インターネット 「フィルターバブルの進行する中で ―― 情報の多様性確保と主体性の回復」 弁護士 二関辰郎 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 同じ経験をしても人によって感じ方は異なる。同じ情報に接しても人によって受け止め方は異なる。よくあることだが、コラムで取り扱うのはそういうことではなく、他の人と同じだと思っていた情報が、実は各人向けに加工(パーソナライズ)されていて、そもそも接する情報が人によって異なるという話だ。 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌では、他の人と自分が見る情報は、地域や版による違いなどを別とすれば同じである。しかし、インターネット上ではそうではない現象が進行している。そういった現象を指す言葉に、フィルターバブルとかエコーチェンバーがある。コラムでは、割と多方面に話が及び多数の用語に触れることや、わかりやすさ重

    フィルターバブルの進行する中で ―― 情報の多様性確保と主体性の回復 二関辰郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2021/07/30
    これ、広く一般に読まれて欲しいコラムだなあ
  • 「ミッキーマウスの著作権保護期間 ~史上最大キャラクターの日本での保護は 2020年5月で終わるのか。2052年まで続くのか~」 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年9月13日 著作権エンタメ 「ミッキーマウスの著作権保護期間 ~史上最大キャラクターの日での保護は 2020年5月で終わるのか。2052年まで続くのか~」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 米国では2023年に保護期間終了 ミッキーマウスの著作権だが、米国ではついに2023年に切れる。 あの国の保護期間の計算は(比較的)単純で、古い作品の保護は発行後95年で消滅する。ミッキーマウスのデビュー作は一般に1928年の『蒸気船ウィリー』と言われているので、95年後の2023年末という訳だ。 著作権が切れてパブリックドメインとなれば、基的にはどんな利用も無許諾で自由だ。ミッキーマウスのフリー化は、間違いなくフィーバーを巻き起こすだろう。既に報道も始まっている。 ただし、注意点が3つ。 第一に、著作権が切れるのはオリジナル・ミッキーや初期映像だけだ。そ

    「ミッキーマウスの著作権保護期間 ~史上最大キャラクターの日本での保護は 2020年5月で終わるのか。2052年まで続くのか~」 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2019/09/13
    日本の著作権法の中で壊滅的にダメなところをあげるならこの保護期間の枝分かれの煩雑さ。この解決は橋本弁護士の怒りの論考のように一気呵成に断つしかない。https://webronza.asahi.com/business/articles/2019012200008.html
  • プロスポーツ界における男女「同一労働・同一賃金」~女子サッカー米国代表選手たちの絶対に負けられない戦い~ 小林利明|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年8月29日 労働法契約国際エンタメスポーツ 「プロスポーツ界における男女『同一労働・同一賃金』 ~女子サッカー米国代表選手たちの絶対に負けられない戦い~」 弁護士 小林利明 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 1 はじめに 東京オリンピック・パラリンピックまであと1年を切りました。 いろいろあった(新)国立競技場も11月には竣工し、活動条件をめぐり議論を呼んだ大会ボランティアの募集も終わり、抽選結果に悲喜こもごもだった観戦チケットも第2弾の販売が開始されるなど、着々と開催に向けて進んでいます。パラリンピックのチケット販売も始まっています。 最近は当然ながらオリンピック・パラリンピック関連報道が多いものの、ワールドカップ(W杯)の方が注目度の高い競技もあります。サッカーなどがそうですが、今年は女子サッカーのW杯も開催されていたことをご記憶でしょうか。日本代表は芳しくな

    プロスポーツ界における男女「同一労働・同一賃金」~女子サッカー米国代表選手たちの絶対に負けられない戦い~ 小林利明|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2019/08/29
    全世界で圧倒的にマーケットは男子>女子な中、唯一男子≒女子なアメリカの特殊性、およびUSSFと締結した労働協約がすでにあるにもかかわらず、な点。
  • 転売社会の法的問題 ~転売、転売目的の購入はどこまで自由なのか~【update版】 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年7月 9日 (2023年4月13日追記) 刑法契約ライブファッション 「転売社会の法的問題 ~転売、転売目的の購入はどこまで自由なのか~【update版】」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 一体、どこで道を間違ったのか。 最初は、確かにエンタテインメント法だった。チケットの高額転売問題だ。社会問題になった一昨年ごろから問い合わせが増え始め、チケット不正転売規制法の成立・施行、オリンピック抽選と、ずいぶん取材も頂いたし解説もした。 更に、限定グッズのフィギュアや人気デザイナーとのコラボTシャツで次々と買占め・転売が騒動になっても、十分アニメ・ファッション法の範疇だし、消尽論など著作権の議論も関わる。取材を受けても、まだ違和感はなかった。 だが、先週からはついにどら焼きの高額転売である。 どら焼きを買い占めて転売する輩にも驚いたが、何より驚いたのは

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  • 祝・最高落札額! ジェフ・クーンズの華麗なる著作権侵害裁判の数々 鈴木里佳|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年6月20日 著作権裁判国際アート 「祝・最高落札額! ジェフ・クーンズの華麗なる著作権侵害裁判の数々」 弁護士 鈴木里佳 (骨董通り法律事務所 for the Arts) ●スキャンダラスな現代アーティスト、ジェフ・クーンズ 先月、アメリカの現代アート界を代表するアーティストである、ジェフ・クーンズ(Jeff Koons)の彫刻作品「ラビット(Rabbit)」が、クリスティーズのオークションで、なんと9,110万ドル(約100億円)で落札されたことがお茶の間のちょっとした話題となった。この落札額は、存命のアーティスト作品の落札額としては、史上最高額だという。 落札価格の最高記録を更新した、ジェフ・クーンズによるスチール彫刻 「ラビット(Rabbit)」(1986年) (クリスティーズのWebsiteより) ジェフ・クーンズといえば、アメリカの現代アート界で、その(派手な)言動にも

    祝・最高落札額! ジェフ・クーンズの華麗なる著作権侵害裁判の数々 鈴木里佳|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
  • 今さら聞けない『VTuber』とは! 文化的・法的観点から考える 出井甫|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年4月25日 メディアIT・インターネットAI・ロボットエンタメライブ 「今さら聞けない『VTuber』とは! 文化的・法的観点から考える」 弁護士 出井甫 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 近年、バーチャルYouTuber(VTuber)が、一大ブームを巻き起こしている。 VTuberの定義は、人によって異なるが、ここでは、モーションキャプチャーの技術を利用してアバターを動かし、動画をインターネット(基的にはYouTube)上で配信しているものをいう。コラムでは、改めてVTuberとは何かを、文化的・法的観点から考察する。 VTuberの略歴 VTuberという語源は、2016年12月頃、キズナアイが、YouTube動画で発言したことによる。キズナアイは、自己紹介の際、「はじめまして!キズナアイです」「普通のYouTuberと違うぞ!と思ったそこのアナタ」「と

    今さら聞けない『VTuber』とは! 文化的・法的観点から考える 出井甫|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2019/04/25
    骨董通りのオタク弁護士・出井先生によるVtuberの法的論点
  • ☆ニッポンの「新しい商標」15選 中川隆太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2019年3月29日 商標ファッション ☆記念企画「事務所メンバーがお勧めするジャンル別ベスト15」第8回 「ニッポンの『新しい商標』15選」 弁護士 中川隆太郎 (骨董通り法律事務所 for the Arts) ニュースで話題になったものからそうでもないものまで、個人的にこの1年ほどの間に気になった国内の「新しい商標」(立体商標、色彩の商標、位置商標、音の商標など、クラシカルな商標ではないもの)を15件ご紹介します。それではどうぞ。 ◇15位 ひよ子饅頭 ひよ子饅頭といえば、福岡銘菓か東京銘菓かという論争(福岡生まれの私に言わせれば福岡銘菓に決まっていますが)のほかに、知財の分野では立体商標に関する裁判例(知財高裁平成18年11月29日判決。識別力を否定)で有名です。が、最近とあるきっかけで気づいたのは、ひよ子の形状が再び立体商標として出願され、現在拒絶査定不服審判の真っ最中であること。

    ☆ニッポンの「新しい商標」15選 中川隆太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2019/03/29
    “たけのこ派として、この特別待遇は許せない、というただただそれだけの理由で3位”
  • 著しく短縮して語る著作権延長問題の歴史と、これからどうなり、何をしていくのか 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2018年11月 2日 著作権改正国際 「著しく短縮して語る著作権延長問題の歴史と、 これからどうなり、何をしていくのか」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 驚くほど淡々と、最後の60日間は始まった。 複数報道されましたね。前回報道より早まり、12/30をもって2016年の改正著作権法も施行され、日の著作権は「死後70年」に、侵害は非親告罪となります(二次創作等は対象外)。 >TPP11、12月30日発効へ 6カ国が国内手続き終了:日経済新聞 https://t.co/r0tBRUaVs6 — 福井健策 FUKUI, Kensaku (@fukuikensaku) 2018年10月31日 2006年以来、一貫して関わって来た延長問題である。今後の記録として自分の目に映った延長問題の歴史、保護期間はどうなるのか、そしてこれから私たちに出来ることを記してお

    著しく短縮して語る著作権延長問題の歴史と、これからどうなり、何をしていくのか 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2018/11/02
    70年延長の愚かしさについては語り尽くされているが、改めて誰得と思う。村岡花子の遺族だって、年が明けたらいきなり印税がゼロになるわけでもないわけで。
  • 知財本部タスクフォースと海賊版対策「中間まとめ案」 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2018年10月16日 著作権IT・インターネット 「知財部タスクフォースと海賊版対策『中間まとめ案』」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 15日、政府知財部の海賊版対策タスクフォース(TF)がひとまず終了した。会議では焦点のブロッキングを巡り、導入論を含む両論併記でのとりまとめを求める意見と、「両論併記は法制化につながる」として激しく反対する意見との対立が解けず、村井純共同座長は「議論の経過のみを記してブロッキングに関する結論の部分はほぼ削除し、中間まとめはとりまとめない」と宣言した。3時間半に及んだ会議の詳細は今後発表される議事録等をご覧頂くほかないが、今後の課題を備忘的に記しておきたい。 前回に続き、筆者は「大部分で合意できている他の海賊版対策の実施と検証を、ブロッキング法制化に優先させるべき」との意見を述べた。 誤解のないように書いておけば、筆

    知財本部タスクフォースと海賊版対策「中間まとめ案」 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2018/10/16
    福井弁護士のブロッキングに関する備忘録。
  • 「シーン・ア・フェール法理を手掛かりにストーリーの類似を考える  ~映画『カメラを止めるな!』は著作権侵害か?~」 松澤邦典|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2018年8月30日 著作権映画 「シーン・ア・フェール法理を手掛かりにストーリーの類似を考える ~映画『カメラを止めるな!』は著作権侵害か?~」 弁護士 松澤邦典 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 8月21日発売の『週刊FLASH』が映画「カメラを止めるな!」の著作権侵害疑惑を報じた。この騒動とは関係なく、ここのところ、映画・ドラマ、演劇、漫画・アニメのストーリーを比較して著作権侵害のリスクを検討する案件の依頼が続いている。そのうちの一つでは著作権侵害ではないという結論に至り、別のケースでは著作権侵害の可能性が高いという結論に至った。振り返ると、この二つのケースの狭間のどこかに著作権侵害とそうでないケースの境目があったわけだが、その境目を明らかにするのは…、どうやら著作権法の永遠のテーマのようだ。 ■アイデア・表現二分論 著作権法は、アイデアとその具体的な表現とを区別して

    「シーン・ア・フェール法理を手掛かりにストーリーの類似を考える  ~映画『カメラを止めるな!』は著作権侵害か?~」 松澤邦典|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2018/08/31
    米国では、特定のテーマを表現するに際し表現の選択の幅があっても、ストーリーの類似がそのテーマでありふれたものでしかない場合には、原則として実質的な類似がないとして著作権侵害を否定する。
  • 図書館とコピーの(実は)複雑な関係 ~スマホで撮っちゃダメですか?~ 唐津真美|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2017年11月28日 著作権裁判出版・漫画図書館とコピーの(実は)複雑な関係 ~スマホで撮っちゃダメですか?~」 弁護士 唐津真美(骨董通り法律事務所 for the Arts) 今は、自宅のソファに座りっぱなしでも電車で移動中でも、ネットで手軽にを探して買って、早ければ当日中にを受け取ることができる時代です。(21世紀生まれの皆さん!!ちょっと前までは違ったんですよ~。)そんな現代でも、原則無料でを利用できる図書館が貴重な存在であることには変わりありません。を借りて、自宅近くのコンビニでコピー。を借りるまでもないと思ったら、図書館内のコピー機を利用。頁の一部や図表だけが必要なら、スマホで写真を撮った方が早いしタダだし便利!・・・著作権のことを知っている人なら、これらの行為を「"私的使用目的の複製"だからOKだよね」と思っているかもしれません。しかし実は、このような利用行為

    図書館とコピーの(実は)複雑な関係 ~スマホで撮っちゃダメですか?~ 唐津真美|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2017/12/01
    “図書館の利用者にも、著作権法の規定を盾に「私的複製だ!」「写真撮影できるはずだ!」と主張するだけではなく「著作権者の権利と利用する側の自由のバランス」という視点を持ってほしいと願っています”
  • 公正取引委員会は言った。『労働契約かどうか、それが問題だ。』 ~芸能人・プロスポーツ選手と独禁法・労働法の関係~ 小林利明|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2017年10月24日 労働法競争法契約エンタメライブスポーツ 「公正取引委員会は言った。『労働契約かどうか、それが問題だ。』 ~芸能人・プロスポーツ選手と独禁法・労働法の関係~」 弁護士 小林利明 (骨董通り法律事務所 for the Arts) 1 はじめに 突然ですが、あなたがオールスターにも選出されるレベルのプロスポーツ選手だったとしましょう。もし、チーム側の申し合わせにより、どのチームに移籍してどんな活躍をしてもあなたの選手報酬の上限額はいくらだと決まっているとしたら、納得いくでしょうか。あるいは、あなたが事務所に不満を抱える芸能人だったとして、有力芸能事務所間で他事務所の所属芸能人の移籍は受け入れないという合意がされていたらどうでしょうか。 今年7月、公正取引委員会(以下「公取委」)が芸能界の契約に関して大手芸能事務所や業界団体の調査を始めたという報道がなされました。同じ月に公

    公正取引委員会は言った。『労働契約かどうか、それが問題だ。』 ~芸能人・プロスポーツ選手と独禁法・労働法の関係~ 小林利明|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2017/10/26
    芸能人、スポーツ選手にとって重要な視点。法的サポートを安定して受けられる環境が整備されればなあ。
  • 著名商標と「~風」「~タイプ」問題 ―日本の裁判例とフランス商標法 中川隆太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2017年9月20日 競争法商標名誉・プライバシー裁判国際IT・インターネットAI・ロボット 「著名商標と「~風」「~タイプ」問題 ―日の裁判例とフランス商標法」 弁護士 中川隆太郎 (骨董通り法律事務所 for the Arts) ファッション関係の法務・知財担当者の間で以前から話題に上ることも多い「~風」「~タイプ」問題。例えばYahoo!ショッピングで「バーキン風」と検索してみると、エルメス社のバーキンではないが、そのデザインを模したと思われるバッグがずらりと並ぶ。 同様の現象は、ヤフーに限らず様々なインターネットモールや、メルカリなどのC2Cの中古品売買プラットフォームでも生じている。またそのバリエーションについても、見出しや商品画像において著名ブランドのブランドネームや人気商品名に「~風」「~系」「~タイプ」「~モデル」「~スタイル」などの語を付記するだけのもの、商品概要におい

    著名商標と「~風」「~タイプ」問題 ―日本の裁判例とフランス商標法 中川隆太郎|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2017/09/21
    「香りのタイプ」事件の結論は、具体的な事案にあてはめ落とし込まないと軽々には使えないよという良い指摘。
  • Wantedlyブログ削除問題とクレーム自動処理の問いかけ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts

    2017年9月 6日 著作権IT・インターネット 〘情報・メディアと知財のスローニュース〙 「Wantedlyブログ削除問題とクレーム自動処理の問いかけ」 弁護士 福井健策 (骨董通り法律事務所 for the Arts) ことの次第とDMCAのしくみ 著作権界隈に住んでいると長生きはするものだと思う。あのDMCAが!今さら!ブームですと! 何かといえばWantedlyである。筆者などはこちらの名前の方がよほど初耳だったが、求人情報サービスで大変勢いがおありらしい。そこが今度新たに株式公開(IPO)をするのだが、それについて8月中旬ころ、ちょっと辛口のブログが出た。すると、10日ほどでそのブログはグーグルの検索結果から消え、ブログを紹介するツイッター上のつぶやきも削除された。どうやら、この創業者社長はこんなに美人でファンも多いんです!といって顔写真を掲載したことが著作権侵害だとされたらしい

    Wantedlyブログ削除問題とクレーム自動処理の問いかけ 福井健策|コラム | 骨董通り法律事務所 For the Arts
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    BigHopeClasic 2017/09/06
    “「SEO駆使の結果検索結果の上位にレベルの低い情報」「DMCAの濫用」問題と「通報制度の悪用でアカウントを凍結」問題は本質的に同じ根を持っている。情報の自動処理技術が、その脆弱性を突かれている”