「マイナンバーカードの活用の是非をいちいち国民に聞いて進めるものではない。次の世代への責任としてやり切る。反対があってもやり切ることが重要だ」 【画像】マイナンバーカードの未取得理由は? 10月26日に幕張メッセで開催された「ブロックチェーンEXPO」の講演で、初代デジタル庁大臣を務めた平井卓也衆議院議員が、マイナンバーカードの普及に対してこう持論を語った。 「どちらが国の財政にとっていいのか、どちらが本当の意味で個人情報をきっちり守れるのか、どちらが透明なのか、公平性を担保できるのか。これらは考えると当たり前のことだ」と、マイナンバーカードの意義を説明した。 どんな政策にも反対意見はあるとし、テレビ地上波のデジタル化やETC導入の際の例を挙げ、「ETCは多くの人にとって社会インフラの1つになった。今でもどうしてもETCが嫌な人は、高くなるが現金で払える」とした。 同じようにマイナンバーカ
マイナンバーカードと保険証の一体化を巡り、さまざまな議論が起きていますが、その中には「マイナンバーを使う」との誤解が見受けられます。このような誤解が生まれる背景として、マイナンバーカードの設計にも問題があると筆者は考えています。 マイナ保険証は「マイナンバーを使っていない」マイナ保険証についてSNSやメディアの反応を見ていると、そもそも「マイナンバー」と「マイナンバーカード」の区別がついていない人がいるように見受けられます。 まず確認しておきたい点として、マイナ保険証では日本国内の全住民に振られている12桁のマイナンバー(個人番号)は使っていません。 これはデジタル庁などが配布しているリーフレットなどでも説明されています。 マイナ保険証でマイナンバーは使っていない(デジタル庁のリーフレットより) 病院などの窓口ではカードを手渡すのではなく、読み取り機能を備えた端末にカードをかざして使います
「僕は3年前、19歳の時にがんになった」 登録者数5万人のYouTuber・カルピンさん。がんサバイバーとして、余命宣告を受けたことや、その病状を赤裸々に公開。彼の日常を多くの視聴者が応援していた。 【映像】カルピンさんのがん闘病中の発信内容 そして2022年4月、カルピンさんは「この度、無事にがんの方が完治(寛解)した」とうれしい報告を発表。YouTubeでその喜びをわかち合い、それからも退院後の生活を投稿し続けた。 しかし、「僕のYouTubeチャンネルの登録者が日に日に減っている」という悲しいお知らせが。なんと、がんが寛解した報告動画直後から登録者が1000人以上も減少。さらには再生回数・高評価なども減っているという。 「おそらくそれまで見てくれていた人たちにとっては、『闘病中』ってところに意味があったのかなって。その後(寛解後)も見てほしい」 不幸ではなくなった途端のユーザー離れ。
群馬県前橋市の国立群馬大学医学部で、現在3年生の約3分の1にあたる約40人の学生の留年が決まり、そのうち24人が1人の教員の授業で留年させられていたことが 「週刊文春」 の取材でわかった。学生の間からは「アカハラだ」との声が上がっている。 【写真】医療をテーマにした即興演劇授業を行う群馬大医学部の服部教授 医学部は1年間の授業の多くを必修科目が占め、必修科目で落第点を取れば進級はできない。さらに群馬大学の場合、翌年は次の学年の授業を取ることができず、落第した科目の単位を取るためだけに1年間大学に通わなければならないという。 医療をテーマにした即興演劇で8人が事実上留年に 留年者が大量に出ている授業は、服部健司教授(63)が担当する「医の倫理学」と「医系の人間学」。多くの教員は、「救済措置」として再試験や補講を課してなるべく留年する学生を少なく抑えようとしているが、服部教授は現在、そうした救
10月20日、神田真人財務官(写真9は、円が一時1ドル=150円を付けたことを受けて為替介入に踏み切ったか問われ、「介入をしているか、していないかにはコメントしない」と述べた。都内の財務省でで1月撮影(2022年 ロイター/Issei Kato) [東京 20日 ロイター] - 神田真人財務官は20日午後、円相場が一時1ドル=150円台に乗せたことを受けて記者団の取材に応じ、「介入をしているか、していないかにはコメントしない」と述べた。円買い介入の原資は「無限にある」と語った。 神田財務官は、先の主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議などで為替相場が大きく変動しているとの認識を共有したことなどを引き合いに、「これまで以上に過度な変動が許される状況になくなっている」との認識を示した。 その上で「必要な行動を取れる体制が常にできた」と語り、「なお過度な変動がある場合には、これまで以上にしっ
120℃に達する高温サウナを50年前から続け、地元の人に愛されてきた東京都墨田区の入浴施設「サウナ錦糸町」。2019年にテレビドラマ化された人気ドラマ『サ道』(テレビ東京)でも取り上げられた老舗サウナだが、10月18日、Twitterのトレンドワードに「サウナ錦糸町」が入る騒ぎが起きた。 セルフサービスとなっている受付。著名人のサイン色紙がずらり 「『サウナ錦糸町』が入るビルの屋上で、BBQなどの飲食物とともにプライベートサウナを提供する系列店『THE錦糸町』が2021年からサービスを開始していましたが、3か月ほど前からスタッフの対応に関する苦情の口コミがインターネット上に相次いでいました。 評価の低い口コミに対して社長が『来店理由、、あら探しして悪意あるクチコミを書くためですか?(中略)至急クチコミの是正を求めもす(ママ)』『私個人へ(苦情を)言いたいのであれば(中略)私とスパーリングで
3連休の最終日、観光地では、マスクを外して楽しむ人の姿が見られた。 一方、岸田首相は、屋内でもマスクを外す異例の対応を見せた。 10日朝の北海道・函館市。 3連休最終日に観光客を襲ったのは、大荒れの天気だった。 横殴りの雨の中、傘を倒して歩く親子。 しかし、傘がひっくり返り、ずぶぬれになりながら駅へ走っていった。 発達する低気圧の影響で、北海道や東北を中心に、雨と風が強まった。 一方、午後にかけて気温が上がった東京都心の観光スポットは、多くの人でごった返していた。 街の様子を取材していると、ある変化に気がついた。 会話しながら歩く、2人組の女性。 1人はあごマスク、もう1人はマスクをつけていない。 20代女性「屋外だから、(マスク)しなくてもいいと思う」 一方、東京の代々木公園で行われているイベント会場に行ってみると、状況が一変した。 会場にいる人は、行列に並んでいる人も歩いている人も、ほ
10月9日、NHKが2021~23年度経営計画修正案の一環で、地上波放送とBS放送を見られる「衛星契約」の料金を月200円引き下げる方針だと読売新聞が報じた。 加えて、地上波放送のみの契約であれば月数十円の値下げ、親元を離れて暮らす学生は全額免除するといった内容も盛り込まれているという。いずれも、2023年10月から実施予定という。 「現在、NHKの受信料は、クレジットカードで払った場合、『衛星契約』で月2170円、地上波のみだと月1225円です。今回報じられた衛星契約の月200円引き下げは、過去最大の引き下げ額になります。ただ、動画配信サービスの普及や若者のテレビ離れもあるなか、誰もが納得できる値段とは言いづらいでしょう。 以前から、受信料を払っている人だけが視聴できる『スクランブル化』を導入すべきとの議論もありますが、NHKは公共放送の役割を果たすため、と首を縦に振りません。イギリスや
背の順に並ばせるのは差別ではないか。そんな現役教員の松尾英明さんの意見がテレビ番組などで次々に紹介され大きな波紋を呼んでいる。賛成派がいる一方で反対意見も少なくないが、松尾さんは「反対する人々が見落としている重要なポイントがある」という――。 【写真】松尾英明氏の著書『不親切教師のススメ』(さくら社) ■「背の順」整列の何が悪いのか、と叫ぶ人の深層心理 「学校で背の順に並ばせるのは差別だ」 筆者が上梓した『不親切教師のススメ』(さくら社)から一部抜粋してプレジデントオンラインで紹介した記事(※)に関して、大きな反響があった。 ※「なぜ誰もおかしいと気づかないのか…学校で『背の低い順に並ぶのは差別』と主張する現役教員の納得の理由」 SNSのコメント欄には、さまざまな声が寄せられた。 「日本の学校文化には意味不明な謎ルールや習慣がある」「確かに大人社会でも同じように背の順で並ぶことになれば変な
10月3日にTwitterで沖縄の米軍基地建設に対する“座り込み抗議”を揶揄するような投稿を行い、物議を醸している「ひろゆき」こと西村博之氏(45)。その冷笑的な態度を非難する声が後を絶たない。 フランス在住のひろゆきだが、一時帰国している様子。3日、Twitterに「新基地断念まで座り込み抗議 不屈3011日」と書かれた看板の隣で、満面の笑みを浮かべてピースする自身の写真をアップ。そして《座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?》とツイートした。 ひろゆきの“ピース写真”は現在27万以上の“いいね”を記録し、《すごいいい笑顔!!!!》《この笑顔を守りたい》との声もある。 しかし、《人間のなかに、同じ人間の苦しみと血の滲むような闘いを侮辱して、一欠片の想像力もなく嘲笑することのできる者がいるのだ、という驚きを改めていだく》《悔しくて涙が出る。ここに座り込み続ける人たちを嘲
岸田文雄首相は4日、首相官邸で開いた「新しい資本主義実現会議」で、2023年の春闘に向けて「物価上昇をカバーする賃上げを目標に、企業の実情に応じて労使で議論していただきたい」と述べ、賃上げ実現に期待を示した。月内に策定する総合経済対策に、賃上げにつながる労働市場の改革策などを盛り込むことも確認した。 【6月以降の主な食品値上げ一覧】 厚生労働省によると、22年の民間主要企業の春闘賃上げ率は2・20%で、前年(1・86%)を上回った。だが、資源価格の高騰などで物価が上昇。実質賃金は7月まで4カ月連続でマイナスとなっており、物価の上昇に賃金が追いついていない。 今年8月の全国消費者物価指数は前年同月比2・8%上昇と消費増税の影響を除くと30年11カ月ぶりの大きさとなっており、家計が圧迫される懸念が高まっている。 昨年11月の同会議では、22年春闘に向けて「3%を超える賃上げを期待する」としてい
岸田文雄首相は3日の所信表明演説で、新型コロナウイルス対策でのマスク着用について「引き続き、屋外は原則不要だ」と強調した。海外で「ノーマスク」の国が増え、国内でも「いつになったら外せるのか」との声が強まっている。政府は、新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行への警戒から、「ノーマスク」への完全移行は時期尚早とするが、国民の不満を和らげるためにも「屋外でのマスク外し」を徹底したい考えだ。 【写真】開成高校の卒アル 若かりし頃の岸田文雄青年 政府は5月、夏の熱中症対策を念頭に、屋内外でマスク着用の必要がない場面をまとめて公表。屋外については、人との距離が確保できるか、会話がほぼない場合は「必要なし」としたが、分かりづらさから社会的に浸透せず、今も多くの人が屋外でもマスクを着け続けている。 一方、世界的には新型コロナ対策の出口戦略を探る動きが出始め、欧米を中心にマスク着用義務を緩和する国が増
2015年5月10日、5年がかりの屋根・壁面の改修を終えた姫路城(写真=Niko Kitsakis/CC-BY-SA-4.0/Wikimedia Commons) 全国的に城郭の入場者数が増えている。歴史評論家で城マニアの香原斗志さんは「戦後に復元された城には、観光のために過去の姿とは異なるデザインにしたものが多くある。そうした知識をもっておいたほうが、城めぐりはより楽しくなる」という――。 【写真】小田原城 ■往時の姿を見せる城は全国にわずかしかない 空前の「城ブーム」が続いている。コロナ禍で減少した観光客を呼び戻すための切り札として、多くの地域が城に期待をかけている。 天守が現存する城は、いまでは日本に以下の12しかない。 ---------- 現存12天守:弘前城(青森県)、松本城(長野県)、丸岡城(福井県)、犬山城(愛知県)、彦根城(滋賀県)、姫路城(兵庫県)、備中松山城(岡山県)
元プロレスラーで、参議院議員を2期務めたアントニオ猪木(アントニオいのき、本名・猪木寛至=いのき・かんじ)さんが1日、自宅で死去した。79歳だった。横浜市出身。難病「全身性アミロイドーシス」で闘病中だった。 【写真】今年8月、24時間テレビに生出演したアントニオ猪木さん 2、3日前から低血糖で体調を崩し、自宅での療養生活が続いていた。前日持ち直したが、この日の朝、状態が悪化し自宅で息を引き取った。 1943年(昭和18年)生まれ。5歳で父親を亡くし、13歳で家族とともにブラジルへ渡り、コーヒー農場などで働く。現地の陸上競技大会の砲丸投げで優勝した際、ブラジル遠征中だった故力道山さんにスカウトされプロレスの道へ。日本プロレス入りし。60年9月30日、プロ野球からプロレスに転向した故ジャイアント馬場さんと同日デビューを果たし、62年からリングネーム「アントニオ猪木」を名乗る。 米国への武者修行
周囲の閣僚たちが不織布マスクを使用するなか、布マスクにこだわった安倍晋三元首相(写真:つのだよしお/アフロ) ブラックボックス化されたアベノマスク配布事業 安倍政権によるマスク配布事業。一般家庭向けでは全世帯に2枚ずつ布マスクを配布するという壮大な施策だったのだが、虫や髪の毛などの異物が入っていて回収騒ぎになったすえ、届いたときには市中に不織布マスクがあふれかえっていた。安倍首相とその側近以外、誰も装着しているのを見たことがないまま世の中から消えていくという笑えない結末を迎えるに至る。 マスク調達においては厚労省を中心に国と興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションなど17社との間で32件、合計440億円の契約が結ばれた。すべて会計法の特例である緊急随意契約である。郵送や印刷物作成、包装費なども含めると543億円となる。 さて、このお金、原資はもちろん皆さまの税金なのだが、ちゃんと使われて
「マサカリ投法」で知られる元プロ野球選手の村田兆治(むらた・ちょうじ)容疑者(72)が羽田空港の保安検査場で女性検査員に暴行を加えたとして、現行犯逮捕されたことがわかりました。 午後2時前、羽田空港から「男性が暴れている」と110番通報がありました。 捜査関係者によりますと、110番を受けて羽田空港第1ターミナルの北ウイングの保安検査場で元プロ野球選手の村田兆治容疑者(72)が女性検査員に暴行したということです。 警視庁は村田容疑者を暴行の疑いで現行犯逮捕しました。 村田容疑者は金属探知機に何度もひかかったことに腹を立て女性検査員の肩を右手で強く押すなどしたということです。 その様子は防犯カメラにも映っていました。 村田容疑者は「前に立ちはだかれたのでどかしただけで、殴ったり、蹴ったりはしていない」と容疑を否認しているということです。 警視庁は詳しい状況を調べています。 村田容疑者は「マサ
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