今回からは、RSSリーダを作ってみよう。複数のフィードを登録しておき、それをダウンロードして表示する。技術的には、URLを指定したインターネットリソースのダウンロード、XMLのパース、HTMLの表示などがトピックとなるだろう。 フィードを登録する まず、購読するRSSフィードの登録を行おう。ここでは、フィードはビルド時に固定としておく。実際に一般ユーザに使ってもらうRSSリーダでは、自由に登録や編集をできるようにすべきだが、今回は省略しておく。 アプリケーションにあらかじめ定められたデータを渡すときは、プロパティリストを使うのが便利だ。プロパティリストはApple特有のデータフォーマットで、XMLをベースとしている。 プロパティリストを使う利点は、開発環境に専用のエディタが付属している事だ。Property List Editorというアプリケーションがある。これを使う事で、グラフィカルに