Objective-C では「カテゴリ」という仕組みを使って既存のクラスに新しいメソッドを付け加えることができます。自分で作ったクラスでもシステムが提供しているものでも付け加えることができますのでカテゴリを活用した例を紹介します。 アプリを開発しているとアプリ内で使用する色がいくつか決まってきます。これらの色を各 View などに対して直接記述することもできますが、複数の場所で同じ色を設定したい場合には処理が分散してしまい後で変更が必要になったときに都合が悪くなります。そこでカテゴリの登場です。 @interface UIColor (SGUIColorAdditions) + (UIColor *)sg_tintColor; + (UIColor *)sg_detailTextColor; + (UIColor *)sg_detailViewBackgroundColor; @end @