スマートフォンの「スマート」は、さまざまなセンサやハードウェアを使うところにある。本連載で、さまざまなセンサやハードウェアを使うiOS(iPhone、iPad、iPod touch)のスマートなアプリを作ってみよう 簡単そうで難しいマルチタッチのイベント処理 iOSに限らず、スマートフォン向けアプリを開発するうえで避けては通れないマルチタッチイベント。前回の「iPhoneアプリでBluetooth通信を使うための基礎知識」までの記事と比較すると、とても簡単に思われますが、実は意外と落とし穴があります。今回は、そんなマルチタッチイベントを使用したiOSアプリの開発方法を紹介します。 なお、今回作成するサンプルアプリは、エミュレータでの動作確認ができないため、実機で試すには「iOS Developer Program」への登録(有料)が必要です。また、今回のサンプルアプリを作成するに当たって、