今更ではありますが、今年のカンヌ広告祭とそこに僕が感じる広告界の転換期?について書いておこうと思います。 広告界の人はもう見たと思いますが、今年のフィルム部門のグランプリはアメリカのDoveのCMでした。初めて見たとき、正直やられたと思いました。YouTubeで流されてあっという間に話題を呼び、パロディー版までつくられた、というところは去年ゴールドだったBRAVIAのCMといい、ナイキのロナウジーニョのCMといい、ここ最近のヒットCMでは良くある形。(先のBRAVIAはサンフランシスコの街に「実際に」何十万個ものスーパーボールを放つという、街でのアートインスタレーションのような制御された偶然性のもつリアルを広告に持ち込んだところが新鮮で、広告に新しい風を吹き込んだとは思います。 ↓2006年カンヌ・ゴールド受賞 SONY/BRAVIA ↓2007年カンヌ・グランプリ受賞 Dove「Evol
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