bookに関するC-meのブックマーク (10)

  • 現実の女性がもつ、男性への多様な嗜好性を指摘した好著「草食系男子の恋愛学」 - 世界のはて

    系男子の恋愛学 作者: 森岡正博出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2008/07/16メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 106人 クリック: 2,311回この商品を含むブログ (119件) を見るid:kanjinaiとしてブログも書かれている、森岡正博氏の「草系男子の恋愛学」を読んだ。好著。 このでは、「女性は男性に対し、必ずしも『社会的能力』や『男らしさ』を求めるわけではなく、『安らぎ』や『癒し』を第一に求める女性も非常に多い」ということが、繰り返し書かれている。これが、こので森岡氏が主張したいことの核心なのだろう。 この主張をベースに、「男らしい男=デキる男=モテる男」という理解が一般的で、男性自身もそう思い込みがちな恋愛において、「癒し系」の「草系男子」たちが、いかにして内面化した劣等感を克服して恋人を得、その女性と良い関係を維持していくかという

    現実の女性がもつ、男性への多様な嗜好性を指摘した好著「草食系男子の恋愛学」 - 世界のはて
  • 「昭和三十年代主義」という夢想、もしくは勝ち逃げの思想 - 絶倫ファクトリー

    昭和30年代vsポストモダン―定常型社会への回帰 昭和三十年代主義―もう成長しない日 作者: 浅羽通明出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/04メディア: 単行購入: 7人 クリック: 181回この商品を含むブログ (60件) を見る オビ裏には「日人が昭和レトロ・ブームにハマったのには理由があった!」と煽ってあるが、このにおいては昭和30年代レトロブームの分析は単なる入り口でしかない。基的にこのは様々な映画小説をアナロジーにした「昭和30年代的社会/個人」と、「ポストモダン的社会/個人」*1の対立で論が進んでいく。 昭和30年的社会/個人 「Always 三丁目の夕日」に代表されるような社会。定常的社会とも呼ぶ。 社会全体のスケールが小さく、人々は自分が認知出来る範囲の生活空間の中だけで生きていた。 不便ではあったが、ゆえに人々は様々な「必要」に縛られ、その「必要」

    「昭和三十年代主義」という夢想、もしくは勝ち逃げの思想 - 絶倫ファクトリー
  • 『草食系男子の恋愛学』という本を出します。 - kanjinaiのブログ

    森岡正博『草系男子の恋愛学』(メディアファクトリー、定価1050円)というを2008年7月に出しました。その後、「草系男子」という言葉がメディアでどんどん広がっていって、2009年には流行語になりました。 草系男子の恋愛学 (MF文庫ダ・ヴィンチ) 作者: 森岡正博出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー発売日: 2015/11/06メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 草系男子とは、「新世代の優しい男性のことで、異性をがつがつと求める肉系ではない。異性と肩を並べて優しく草をべることを願う、草系の男性のこと」だと、の中では書きました。基的に心が優しく、自分の欲望をがつがつ押していくのが苦手で、傷つくことと相手を傷つけることが苦手で、性欲や恋愛願望はあるが、それほど積極的ではないという感じの男性でしょうね。上記のの表紙に

    『草食系男子の恋愛学』という本を出します。 - kanjinaiのブログ
    C-me
    C-me 2008/06/02
    結構変化球。たのしみ!
  • 図書館に行くと、絶望に押しつぶされそうになる。 - 偏読日記@はてな

    住んでいる町の図書館・隣の市の図書館・近所の大学図書館と利用者カードを3枚も持っているような人間なので図書館にはよく行くのですけど、館内で何を借りようか物色している際、時折強烈に湧き上がる感情があります。 それは、「世界にはこれほど多くの『』がある」ということへの深い絶望。 この世にはこれほどに沢山のがあり、そして俺がいま居るこの図書館にあるものすらその表面を掠めるだけであること。更にこれから先の未来にも無数の「」が世に生まれ、これまでと同じように「図書館」に収められていくということ。 そして、俺がこれからの一生を全て読書に費やしてもせいぜいが町の図書館の蔵書を全て読破する程度が限界で 、この膨大な「」の世界のほんの上澄みにしか触れられないという事。 これらの気持ちがない交ぜになり、目の前に横たわる書棚とそこに並ぶたちの圧倒的な存在感に当に押しつぶされそうな気持ちになることがあ

    図書館に行くと、絶望に押しつぶされそうになる。 - 偏読日記@はてな
    C-me
    C-me 2008/05/20
    “「世界にはこれほど多くの『本』がある」ということへの深い絶望”
  • 深町秋生の序二段日記

    安藤氏の著作を読むたびに激しい嫉妬に駆られる。消された真実に肉迫する狂熱の騎士の物語というべきか。 盲目的な偏見や卑しい捏造の嵐を突破し、偽者の禁忌に勝手にひれ伏す臆病者や愚か者をなぎ払う。 強大な敵に打ちのめされ、傷つきながらもその果てに辿りつく真実はどれも衝撃的で美しい。胸が熱くなる。そしてやはり嫉妬に駆られる。 安藤健二氏の新作「封印されたミッキーマウス」の帯にコメントを書かせていただいた。おそるべきデビュー作「封印作品の謎」以来、ずっとファンだったので願ったりかなったりである。 ずいぶんと大仰な文句だと自分でも思うのだが、それでも間違っているとは思わない。つまらない噂や偏見、ヒステリックに騒ぐ愚か者によって、いとも簡単に表現作品がこの世から消されてしまうという恐ろしい真実に迫る安藤氏のは「下手なミステリよりも刺激的で昂奮させられる」とミステリ評論家などの間でも人気を博しているのだ

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    C-me
    C-me 2008/05/15
    よみたいなー
  • 新刊を出します - kanjinaiのブログ

    ここ2・3日寒くなってきたが、全体としては夏に向かっているようで、とても気分がよい。5月というのはやっぱり私にとっては最高の季節。自転車に乗って街を散策するのも楽しいし、大学のキャンパスをふらふらと歩いていても気持ちがいい。 というわけで、7月頃にひさびさに新刊を出します。タイトルや内容は、また近々ここでお知らせしますが、こんどは男子の恋愛がテーマのです。すでに多数の方に原稿を読んでもらっていますが、いろいろときびしいコメントをいただいて、がんばって書き直したかいがあって、けっこうよいものになりました(と思う)。『感じない男』に続く、新感覚男性学第2弾という感じでしょうかね。ご期待ください。 もう一冊原稿を書いているのだが、これはたぶん来年の刊行になるかもしれない。こちらについても、またいずれご報告します。 ということで。

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    C-me 2008/05/15
    たのしみ
  • 『B型自分の説明書』、買っているのはどんな人たち? (2008年3月29日) - エキサイトニュース

    <a href="http://item.excite.co.jp/detail/ASIN_4286032027/">『B型自分の説明書』</a>(文芸社 税込1050円)に続き、A型バージョンが近日発売!? 文芸社から2007年9月より発売された単行である。私はB型ではないが、実はこれまでB型の友人、知人と絡むことが多く、今でも周りにB型の人間がたくさんいる。血液型別の性格診断は気にするほうではないのだが、B型だけはなぜか気になる。決してB型が苦手とか嫌いなわけではなく、彼らには共通の何かがあるような気がしていた。 早速、手に取って立ち読みを開始。の構成は、B型にありがちな行動がシチュエーション別に箇条書きされており、自分に当てはまる項目があればチェックボックスにチェックを入れるというタイプのもの。 最後までチェックし終わると、自分の説明書が完成するのである。チェックボックスタイプの

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    C-me 2008/03/29
  • 「友だち地獄―『空気を読む』世代のサバイバル」 - 絶倫ファクトリー

    友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書) 作者: 土井隆義出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/03メディア: 新書購入: 12人 クリック: 268回この商品を含むブログ (100件) を見る 2006年度、僕がゼミで御指導いただいた先生のである。渋谷の紀伊国屋をほっつき歩いていたら見つけたので購入した。*1 授業二つにゼミ一つを取っているので、の内容自体は割りと聴いていたものと一致するが、ケータイ小説など新しい事例も扱っていて、確認のためにも役に立った。 書の要旨 「友だち地獄」という煽り気味なタイトル*2の通り、現在の若者の友人関係は希薄化しているのではなく、むしろ友人関係に過剰に没入し、その関係性を維持するのに必死になっている、という内容である。 現在の若者はコミュニケーションを円滑に進めるため、表層的な争いやいざこざを極力回避し、お互いが傷つかな

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    C-me 2008/03/29
    読んでる途中で放置してた。。。
  • "なぜケータイ小説は売れるのか" - REV's blog

    田透の新書。 ケータイ小説に出てくる高校は、セックスと恋愛のために存在しているかのようである。しかし、おそらくは、こちらこそ彼らが通っている高校の「現実」なのだ。 だからこそ、自意識のある生徒は、ライトノベルのほうを読む。そこには、現実の学校ではない学校が存在するからだ。 P233 ニヒリズムに陥っていることに気づかないままセックスを繰り返し、それが「人間的成長」であり、いずれは「真実の愛」にたどりつけると信じている少女。 ニヒリズムに陥っていることを自覚してしまったがために、空虚な現実の物語を演じることよりも創作の世界に癒しを求め、隣の少女から「キモイ」とか「オタク」とか呼ばれて白眼視される少年」 あと、「終わりなき日常を生きろ」と唱えたリベラル派社会学者を何度も当てこすっているのが興味深い。 散々、円光を賛美しておいて、自分はさっさとお嬢様と結婚する。この、梯子の外し具合が気に入った

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    C-me
    C-me 2008/03/27
  • 「自分探しが止まらない」/速水健朗

    速水健朗新刊(ソフトバンク新書)。おもしろかったです! 前作「タイアップの歌謡史」はやや趣味性のつよい題材でしたが、今回はより一般的、また誰もが興味を示すであろう旬な話題を取り上げ、タイトルや帯の扇情的な雰囲気もやる気じゅうぶん。全体が、売れる感に満ちあふれている。来たな、とおもった。中田英寿の引退メッセージを引用したイントロダクションから、「自分探し」というキーワードが様々に展開していく構成にもぐっときました。 とはいえ、わたしはこのを気軽に読める気がしなかった。「いるよねー、探しちゃってる人」と、のんびり嘲笑できる立場にはないような感じがしたのである。たとえばポジティブ・シンキングについて。速水はポジティブ・シンキングと自己啓発の関係性を指摘しているが、このあたりはちょっとどきっとしました。なぜならわたしは、ふだんから「良いことしか言わない」「ポジティブなこと以外はいっさい口にしな

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    C-me 2008/02/16
    読みたい。今時自分探しをガチでやっているのは中田ヒデだけかと思っていたが、そうでもないみたいだし
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